100円ショップの麻ひもと空きびんで、カフェ風一輪挿しを作る

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ちょっと疲れを感じたときや、仕事で頑張らなければいけないとき、風邪をひいたあとの体力回復のために、栄養ドリンクを飲むことがありますね。コンビニやドラッグストアでは、いろいろな効能をうたった茶色いびん入りの栄養ドリンクがずらりとならんでいます。びんが茶色いのはドリンクの品質を損ねないように、遮光性を高めるためなのだそうです。びんの容量は100~150mlがほとんどと小ぶりなので、実はちょっとした花やグリーンを生活ける一輪挿しにぴったりな大きさ。でも空きびんそのままだと無骨だし、ラベルをはがすのも面倒。それなら、100円ショップでも売っている麻ひもを使って、こんな一輪挿しの花びんを作ってみませんか?びんのまわりに麻ひもをぐるぐる巻いていくだけ。ワイヤーをつけるとさらに使いやすく、おしゃれ度がぐんとアップします。

 

空きびんをリメイク!「カフェ風一輪挿し」の作り方

【材料道具】(1本分)
空きびん 栄養ドリンク剤のびん) 1本、麻ひも 適量、ワイヤー(こげ茶・太さ0.8mm) 適量、飾り用の切手(使用済み)1枚、木工用ボンド、はさみ、定規

【作り方】
1.ワイヤーの一方の端を10cm残して、びんの口にワイヤーを2周巻きつける。

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2.1で10cm残したワイヤー(★)を反対側のワイヤーに3回巻きつけて、余分をはさみでカットする。

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3.2で長く残したワイヤーを好みの長さにして、2と反対側のところに渡し、1で巻きつけたワイヤーの内側に先端を入れてから、びんの際で3回巻きつけて、余分をはさみでカットする。

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4.びんに貼ってあるラベルの表面全体に、ラベルの上端から下端へと、木工用ボンドをつけながら麻ひもを巻き、ラベルをかくすように貼る。貼り始めの麻ひもは、少し内側に貼り、その上に麻ひもを重ねて貼っていく。ラベルがびんにぐるりと1周貼られていない場合は、びんにもボンドをつけ、麻ひもを貼る。

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5.麻ひもをラベルの下端まで巻いたら、はさみでカットする。巻いた麻ひもに沿わせ、ボンドで貼ってひも端をとめる。好みの位置に飾り用の切手を貼る。

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夏のカフェ風一輪挿し

栄養ドリンクの空きびんをリメイクして一輪挿しが完成したら、さっそくお花やグリーンを生けてみましょう。夏には、ブラックベリーやアルケミラモリスといった、果物の実や淡いグリーンなどが充実する季節なのだそう。ラベンダーも涼しげでいいですね。また、ベランダで育てているキッチンハーブを少し摘んで生けてみるというのもいいかもしれません。また、お花を生けたときに冷房や扇風機の風が直接当たると、葉や花びらが乾燥してしおれやすくなるそうなので注意が必要です。

お部屋のなかにグリーンがあるだけで、空間が生き生きとしたものに。空きびんをリメイクして作った一輪挿しに、季節の花やグリーンを挿せば、生活空間の素敵なアクセントになりますよ。

 

 

 

この作品は、2006年7月号『はんど&はあと』P59の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理(まつもとえり)

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