素敵な香りに包まれる毎日を。秋におすすめのエッセンシャルオイル

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秋から冬へと移り変わる季節の境目は、気候に合わせて体のリズムを整えてあげる必要がありますね。おいしい食べ物がたくさん実る食欲の秋、日照時間が短くなって夜の時間が長くなり、涼しさから寒さへと変化して人恋しくなる冬。こんな季節の節目におすすめのエッセンシャルオイルを紹介します。
エッセンシャルオイルは専用のディフューザーで香りを拡散して楽しむのもいいですし、初心者ならハンカチやティッシュに1~2滴つけるだけというのもおすすめです。慣れてきたらエッセンシャルオイルをベースとなる植物オイルに混ぜて、自分だけのマッサージオイルを作ったりもできます。自分スタイルで香りのある暮らしを楽しんでくださいね。

 

胃腸の調子を整える香り

炊きたての新米、脂ののった焼きさんま、採れたてのきのこ…実りの秋は、おいしいものが目白押し。ついつい食べ過ぎてしまって、ということもよくありますね。そんなときには健胃作用のあるオレンジスイートや、消化を促進するカモミールやスイート・マージョラムのようなハーブ系のエッセンシャルオイルがおすすめです。

 

朝スッキリ目覚め、長い夜にぐっすり眠るための香り

夏に比べて夜の時間が長くなり、ついつい朝寝坊してしまうというときには、朝にしゃきっと目覚める習慣をつけるといいですね。なかなかベッドから抜けられない朝には、ペパーミントやユーカリ、ティートゥリーといったすっきりした香りがぴったりです。朝だけでなく、昼間の仕事中の眠気を覚ますためにもいいかもしれません。また、気持ち良く目覚めるためには、夜にリラックスして眠ることも大切。高ぶった気分を落ち着かせる効果があるといわれる、イランイランやネロリといったフローラル系、カモミールやクラリセージなどのハーブ系は眠る前のひとときに使いたい香りです。エッセンシャルオイルでリラックスするほかにも、お風呂にゆっくりはいったり、寝る直前は部屋の灯りを落としてキャンドルの灯りに切り替えるなど、ゆっくり眠るための環境を整えることも大切です。エッセンシャルオイルには、妊婦が使ってはいけない香りや、肌に直接つけて太陽の光に当たるとシミになるなど、使い方に注意が必要なものもあります。オイルを購入するときにショップの店員さんに聞くなど、正しい使い方で香りのある暮らしを楽しんでくださいね。

 

 

この作品は、2006年9月号『はんど&はあと』P52の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。

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