手作りなんでも相談室Vol.6 教えて!ガーゼ地の上手な縫い方

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いざソーイングを始めると、糸や針の選び方、ミシンの上手な使い方…わからないことがいっぱいですよね。そこでソーイング初心者から寄せられた疑問に、手芸家のせばたやすこさんが答えてくれました。これで布小物や洋服作りから子どもの園グッズまで、どんどんチャレンジできますよ!

 

今回の疑問は「ガーゼ地の上手な縫い方」です。

Q1.ガーゼ地が上手に縫えません。
ガーゼ地など、薄手の布をミシンで縫うと、布がつれてしまい、上手にかけられません…。

A.使用するガーゼ地の厚さに合った縫い目調整を。
布に合った針と糸を使っているのであれば、縫い目の長さが布地に適していないのではないでしょうか。薄手の布の場合は、縫い目が細かくなるように設定すると、うまく縫えるはずです。使用する布に合った縫い目の長さを選択して縫うようにしましょう。縫う前に、使用する布と同じ余り布で、試し縫いをするように心がけてください。

 

厚地の場合(キルティング地、デニム地、帆布など)
縫い目の長さを約3mmに設定する。
※写真はわかりやすいように拡大している。
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薄地の場合(綿ローン地、薄いガーゼ地、オーガンジー地など)
縫い目の長さを約1.5mmに設定する。
※写真はわかりやすいように拡大している。
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普通地の場合(ガーゼ地、プリント地、リネン地、シーチング地、ビニールコーティング地など)
縫い目の長さを約2.5mmに設定する。
※写真はわかりやすいように拡大している。
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薄地にジグザグミシンをかけるときは
布端ギリギリにミシンをかけると、布が丸まってしまう場合があります。布端とジグザグミシンの振り幅の
中央を合わせるように、縫い目を布端から落とすと、丸まらず、仕上がりがきれいです。
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この内容は、2012年5月号『はんど&はあと』P71の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
監修:せばたやすこ http://nelie-rubina.com/

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