【favori】街中でも海でも一年中持てるクラッチバッグを Beyond the reef インタビュー

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『favori』12月号のキットはBeyond the reefプロデュースのニットクラッチバッグです。棒針編みで編まれた生地に、ヒトデやシェルなどがアクセントになっているおしゃれなバッグが、幅広い世代に人気があるブランドです。代表のkaeさんにデザインのポイントや、作り方で気をつける点など聞きました。

 

持つ人が主役になる「大人の女性」のためのバッグ

 
——今回は『favori』オリジナルのニットクラッチですが、デザインで気をつけたポイントなど教えてください。

favoriの読者である「大人の女性」に似合うクラッチにしたいと思いました。バッグが主役になるのではなく、持つ人が主役でいて欲しいから、デザインは派手にはしたくないなと。
まずは、どんな服にも合わせやすくて、カジュアルであってもちゃんと品のあるものにしたかったので、毛糸はニュアンスカラーにしました。外布はデニムでカジュアル感を出しましたが、生デニムで色落ちのないものにしました。

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〈ベーシックなニュアンスカラーが持つ人を引き立てる。〉

 
——生デニムとはどういうデニムなんですか?

ウォッシュしていない、一番最初の染色したままのデニムです。今年はデニムが流行っているので、取り入れたいなと思ったんです。カジュアルでも上品な印象にしたいから、色落ちのない生デニムをセレクトしました。編み地の下にちょっとだけデニムが見えると、バランス的にもいい感じのカジュアルになるのではないかと。
反対に、バッグの中だけは開けたときにはっとするような色がいいなと思い、明るいターコイズブルーにしました。

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〈色落ちのない生デニムで大人のきれいを表現。〉

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〈内布はヴィンテージ感のあるストライプ。鮮やかなターコイズブルーで気持ちも華やぐ。〉

 
——編み地の下に少しだけデニムが見えるのは、favoriオリジナルデザインですか?

そう、これはオリジナルです。フタの部分にだけ編み地を貼りつけるデザインにしました。Beyond the reefの製品はバッグ全体を編み地でくるむデザインなのですが、やはりそれだと結構な長さになってしまい、編むのに根気がいるので。フタだけにすることで初心者の方もくじけずに編めるかなと。20cmくらいならちょうど挫折せずに、楽しく編める長さだと思います。あとは、デニムが少しのぞいているのもアクセントになりますし。

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〈編み地の下にチラッとのぞくデニムがアクセントに。〉

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〈裏側の写真。編み地はフタ部分のみなので、初心者も挑戦しやすい。〉

 
——編み地のデザインは選べるんですよね。

はい、縦と横の2種類のタイプを用意しました。両方とも、favoriオリジナルなんですよ。

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〈縦と横、好きな編み地が選べる。〉

縦のデザインは、クラッチは抱えて持つから、手や腕があっても模様が見えるようにしました。左右で模様が異なるアシンメトリーなデザインなので、その遊び心や、ちょっと他には見かけないような感じがいいなと思って。
横のデザインは規則性があるものが好きな方に。お好みで選んでいただけたら、と思います。

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〈遊び心のある、アシンメトリーなデザインの縦の編み地。〉

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〈左右に広がるなわ編みが楽しめる横の編み地。〉

 
——大きさは何cmですか?

Beyond the reefの製品のSサイズと一緒で、横24cmです。小さめでかわいらしい感じがバランスがいいかなと思います。長財布も入りますので、使い勝手もいいですよ。

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〈長財布も入るから日々のお出かけに便利。〉

 

冬のニットにマリンモチーフを合わせて、夏でも冬でも持てるバッグに。固定観念を崩して、自由な発想で制作。

 
——毛糸がとても太いですね。

そうなんです。この超極太の毛糸はこだわって探しました。なわ編みのモコモコ感はこの太さの毛糸でないと出ないんですよ。
このモコモコした毛糸に、天然のヒトデを留め具に合わせています。冬のニットに、海のモチーフのヒトデを合わせることで季節にとらわれず使うことができます。これはBeyond the reefのコンセプトでもあるのですが、街中でも海でも似合う大人の女性のためのバッグにしたいと思いました。

 
——手編みの温かさと、天然のヒトデが意外にとてもマッチしていますね。

シーズンレス、プレイスレスで持って欲しいというのと、固定観念を崩したいなという思いがあります。決められた枠にこだわらずに、何でも自由にやってみましょうと。毛糸だから冬って決めつけないで、ヒトデやシェルを合わせることで夏も持てる。
それに夏向けのコットンの糸だとこれだけ太いものはないし、この立体感のあるふっくらした編み目を出すのが難しいんですね。ふわふわでモコモコしているのが毛糸の魅力だと思うので、季節を問わずに楽しんでいただけたらと思います。

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〈この超極太の糸だからモコモコに仕上がる。〉

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〈海のモチーフを使うことで夏にも持てるバッグに。〉

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〈街中のフェミニンな装いに。〉

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〈カジュアルなコーディネートにも合う。〉

 

ガーター編みはしっかりめに、なわ編みはふんわりとメリハリをつけて

 
——作る時のコツを教えてください。

作るポイントは、なわ編みのモコモコ感を出すことですね。ガーター編みはしっかり編んで、このなわ編みのところはふんわり編むと、すごく立体的になります。
この超極太の糸はロービングヤーンというゆるく撚ってある糸なので、編み上がりがとてもふんわり仕上がるんですよ。ただあまり強く引っ張ると切れることもあるので、手加減を調整して編むといいかと思います。

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〈モコモコした立体的な編み目にするとかわいい。〉

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〈ガーター編みの部分はしっかり編むとよい。〉

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〈なわ編みのところはふんわりと編みましょう。〉

 
季節や場所を問わずに持てるバッグ、ぜひ日々のお出かけに愛用してくださいね。

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『favori』12月号 Beyond the reefのニットクラッチバッグキット→詳細はこちら

 
 
◎Beyond the reef(ビヨンドザリーフ) 編み物技術の継承と高齢者の社会参加を目指して生まれたファッションブランド。編み物から内布作り、縫製、仕上げまで、すべて手作業を行っている。超極太糸で編んだ生地にシェルやヒトデを留め具にしたおしゃれなデザインが幅広い世代に人気。 http://beyondthereef.jp/

Beyond the reef ストーリー(1)きっかけは義母を元気づけたくて
Beyond the reef ストーリー(2)「編むことが幸せ!」編み手さんを訪ねて


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