市販のカレンダーを便利に使う、ふたつのテクニック

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年があらたまるタイミングで買い替えることの多いカレンダーですが、1年の途中で「やっぱりキッチンにもカレンダーがあったほうが便利」などと感じることもあるでしょう。そういうときには、シンプルなデザインの市販カレンダーにちょっぴりアレンジを加えて、楽しいものにしてみませんか。最近では100円ショップでも販売していますから、すぐに手に入ります。マグネットシートをはさんだり、身の回りにある手芸用品で簡単にリメイク。かわいくて便利な、ふたつのカレンダーアレンジを紹介します。

 

アイデア1「マグネットシートを使う」

カレンダーの紙の間に、マグネットシートをはさんでクリップでとめれば、カレンダーに好みのマグネットがくっつくように。せっかくだから、マグネットにもひと工夫。立体シールの裏側に小さくカットしたマグネットシートを貼るとかわいい。家族の誕生日にはケーキのマグネットを、友だちとお茶をする日にはコーヒーカップ、ごみを出す日にはゴミ箱マークなど意味のあるシールを用意すると、見た目も楽しくて◎。マグネットならシールと違って何度も使いまわせますから、月が替わっても同じものが使えてリーズナブルで便利なカレンダーに。

 

アイデア2「余った手芸材料を活用」

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カレンダーの下側に毛糸やひもを渡せば、メモやショップカードをクリップでとめられて便利。毛糸やひもの端はテープで裏側にとめて。また、カレンダーの右端(または左端)に幅広のリボンを輪にしてとめれば、ペンホルダーになります(ペンの重さでカレンダーが傾く場合は、カレンダーの裏側を両面テープで壁に固定する)。映画やコンサートのチケットや、旅行に行くなら電車の切符をクリップでとめておけば、映画や旅行に行く日が待ち遠しくなりそう。
日本では明治6年から太陽暦を採用されました。日本で「旧暦」と呼ぶのは、月の満ち欠けと太陽の動きを取り入れた太陰太陽歴。それ以降は太陽の運行によって日付を数える太陽暦、新暦を採用しています。この太陽暦ができたのは、紀元前2900年ごろにまでさかのぼる、古代エジプト暦だと言われています。その後、ユリウス暦、グレゴリオ暦と改編を重ねました。いま世界で最も使われているのがグレゴリオ暦ですが、中国では旧暦のお正月の春節を盛大に祝ったり、イスラムのラマダン(断食月)はイスラム暦で数えられるように、その国独自のさまざまな暦の文化が根付いているようです。

 

 

 

 

この作品は、2012年1月号『はんど&はあと』P59の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理

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