旅行に持って行きたい、ヘアターバンをダブルガーゼで作る

ターバン

ピーチ・アビエーションやバニラ・エア、ジェットスター・ジャパンなどのLCC(ローコストキャリア)が次々と運行を開始し、気軽に海外旅行を計画できるようになりましたね。フライト時間は3~5時間程度、時差もそれほどないアジア圏の国々は、ちょっとした週末旅行でも楽しめるようになりました。日本政府観光局の統計データによると、2013年に日本から出国した人の数を国、地域別に見てみると中国へは約280万人、韓国へ約270万人、タイへは約150万人なのだとか。特に台湾は、2009年には100万人だった渡航者が毎年右肩上がりに増えていて、2013年には140万人を超えており、今注目度の高い旅行先になっているようです。

ところで、旅行に行くなら手荷物は極力少なくしつつも、おしゃれも楽しみたいですよね。そこで、手軽に髪型が決まるヘアターバンがあると便利。夏の旅行なら、通気性がよくやさしい風合いのダブルガーゼのヘアターバンを手作りしてみませんか?服のバリエーションは少なくても、ヘアスタイルが変わればがらりと印象が変わります。旅行の思い出写真を見て「あれ、全部同じような服だった…」という失敗もありませんよ。ダブルガーゼだから、お風呂上りにくつろぐ時間にも活躍します。

 

 

ダブルガーゼで作る「ヘアターバン」の作り方

レースターバン
レーステープがさりげないアクセントに!

【材料・道具】(1個分)
・ダブルガーゼ(青地に白のストライプまたはこげ茶地に白の水玉) 本体用:42cm×22cm、ゴム通し用:30cm×8cm
・幅1.5cm の平ゴム 15cm
・幅1.5cm のレーステープ(ベージュまたは生成り) 8cmを2本
ミシン、ミシン糸(白またはこげ茶、生成り)、糸切りばさみ、まち針、定規、アイロン、アイロン台、縫い針、ゴム通し

【作り方】
※単位はcm。ミシン糸は、6以外は白またはこげ茶で縫う。
1.本体用のダブルガーゼを中表(布の表側どうしを合わせる)に二つ折りにして縫い合わせ、縫い代をアイロンで割る。表に返し、はぎ目を上下中央にして、アイロンで整える。

ターバン_1

 

2.ゴム通し用のダブルガーゼも、1と同様に作業する。

ターバン_2
3.2に平ゴムを通し、両端を1cm ずつ出して、まち針でとめる。
※はぎ目のある側が、内側になる。

ターバン_4
4.1を図のように①~④の順に折ってアイロンで押さえ、両端を縫う。
※折りたたんだ側が、内側になる。

ターバン_3
ターバン1

 

5.43を縫い合わせる。
4の内側の右端に、3を、内側を上に向けて左側の平ゴムを0.7cm 重ねてのせ、2、3回縫い目を重ねて縫いつける。
※反対側の端も、同様に作業する。

3の布端をそれぞれ1cm 裏側に折り込み、4に1cm重ねてかぶせ、端を縫いつける。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫い。

ターバン_7

 

6.5-②の縫い目をかくすように、レーステープをぐるりと1周巻き、生成りのミシン糸でまつって縫いつける。最後に、全体を表に返す。
※反対側の縫い目にも、同様に作業する。

ターバン_6

 

飛行機で快適に過ごす旅スタイルって?

短時間とはいえ、身動きがとりにくい飛行機の中。パンツならストレッチ素材のものを、スカートも柔らかい素材のワンピースなら狭い飛行機の中でもリラックスできそうです。また脱ぎ着がしやすいカーディガンやストールなどを1枚余分に持っておくと安心。素足にサンダル履きなら、靴下やレッグウオーマーを持参しておくといいでしょう。また、飛行中は空気が乾燥しますから、目薬や肌の保湿アイテムもお忘れなく!

 

この作品は、2010年5月号『はんど&はあと』P52の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:小幡小織(おばたさおり)http://www.panieraouvrage.com/

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