手抜き料理もばれない?「デコパージュ」の木製トレイ

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飽きてきた木製トレイやケースはデコパージュでリメイク!

ナチュラルな風合いの木製のキッチングッズは、どんな食器とも相性がいいから重宝しますよね。でも毎日使っているとちょっと飽きてきたり、どうしても使い古した感じが出てきてしまうもの。そういうときには、お気に入りの柄のペーパーナプキンや包装紙を使ってデコパージュしてみませんか? デコパージュとはヨーロッパ生まれの工芸品で、ペーパーナプキンなどの紙の柄をデコバージュ用ののりで貼りつけていくというもの。仕上げにニス効果のあるのりを塗ってしっかりコーディングしておけば、水洗いもできます。つけ置き洗いや洗剤を使ったり、ゴシゴシこすったりすることはできませんので、汚れた時は軽く水洗いをするか固くしぼった布でふき取ればOKです。

 

急なお客様、深夜のお茶漬けもデコパージュトレイで

突然のお客様でなにもないときでも、デコパージュトレイでお茶を出すだけで雰囲気がでるものです。レースやリボンなど、エレガントなペーパーナプキンを使うとおもてなしの気持ちが伝わりそうです。また、帰りの遅いご主人への夜食をデコパージュトレイに準備するというのもいいですね。落ち着いたモノトーン調のペーパーナプキンを選んだり、ローマ字でさりげなく「THANKS」と入れて感謝の気持ちを伝えるというのも素敵です。

 

デコパージュトレイで余裕のある朝ごはん

朝時間はゆったり過ごしたいけれど、理想通りに実現するのは難しいというのが現実でしょう。毎朝一汁三菜の朝食を作るのは大変なので、いくつか時短レシピを覚えておくといいですね。そのひとつがホットケーキミックスを使って、具入りの蒸しパンを作るというもの。卵と牛乳、水で溶いたホットケーキミックスに刻んだニンジンやグリーンアスパラガスなど好みの具材を入れて、電子レンジにかけるだけです。ココット皿やコーヒーカップに入れたりするほか、グラタン皿や紙のカップケーキ皿を使ってかわいく作れば、ちょっとした朝のお楽しみになるはず。そんな時短レシピでぱぱっと作った朝食も、デコパージュしたトレイがあれば、なんだか豪華に見えるかも?

ホームパーティで使って残ってしまったペーパーナプキン、かわいくて捨てられない紙製の食品パッケージなどはぜひ取っておいてください。使い飽きたトレイやカトラリーケースが、デコパージュできっと生まれ変わりますよ。

 

木製トレイ

木製トレイ

 

【材料・道具】

道具はこちらを参照(好きなペーパーナプキンを貼って作る「デコパージュ」の作り方)

・木製トレイ 1枚
※作品は29×17.5×高さ1.5cmのもの。
・ペーパーナプキン(プレート柄) 1枚
・ペーパーマルシェバッグ(クロワッサン、フルーツなどの柄)数種類

※デコバージュはペーパーナプキンを主素材に作品を仕上げますが、この作品は紙の厚みを利用した、コラージュ風デコバージュの作品です。

 

【作業の進め方】

基本作業はこちらを参照(好きなペーパーナプキンを貼って作る「デコパージュ」の作り方)

 

デコバージュをする
「基本の作業」に沿って、木製トレイにデコバージュをする。
※ただし、ペーパーマルシェバッグは3を省略し、6でコーティングする際は、底を除く全体をコーティングするように塗る。

 

絵柄の切り方(基本の作業4)
①プレートとクロワッサンは絵柄に沿ってカットする。
※作品はクロワッサンの影を併せて切り抜いている。
②フルーツは絵柄に沿ってカットするが、絵柄と絵柄の間に余白があれば残しておいてもよい。あれば、小さいフルーツ(作品はイチゴ)を切り分ける。

 

絵柄の貼り方(基本の作業5)
トレイの中央付近にプレートを貼り、クロワッサン、フルーツを少しずつ重ねて貼る。小さいフルーツをプレートにのせるイメージで貼る。

 

 

この作品は、2013年9月号『はんど&はあと』P21の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:yae http://www.made-for-you.org

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