ホームパーティーで、きらりと光るおもてなし。エコクラフト(R)で作るバスケット

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エコクラフト作品はリネン類の整理にも◎

日本の夏は高温多湿。編み目の隙間から風が通るエコクラフト作品は、見た目も涼しげで、夏の収納ボックスとしても大活躍しそうです。エコクラフトとは、ハマナカ株式会社の再生紙を使ったクラフトテープのこと。12本の細いひも状の紙テープを、1本の平たいテープに加工したもので、これをカットしてプロセス通りに編んでいきます。エコクラフトを切るためのはさみや、編むときに仮留めをするための洗濯ばさみ、ボンドなどのほか、特別な道具は必要ありません。好きな色のエコクラフトを選んで、自分好みのカゴやバッグを作ってみてください。通気性が良いので、タオルなどのリネン類を入れたり、引き出しや棚の整理用バスケットとしても使えます。

ここでは、パステルグリーンと白のエコクラフトを使って、縦32cm、横22cm、高さ9cmという使いやすいサイズのエコクラフト作品の作り方を紹介します。

 

エコクラフト ライン入りバスケットの作り方

>>初めてでも簡単!エコクラフト(R)で作るバスケットの基本の「き」

【材料】
エコクラフト30(パステルグリーン/117) 1巻き(30m) エコクラフト(白/2) 110cm

【道具】
「基本のバスケット」の道具参照

【でき上がり寸法】
約32cm×22cm×高さ9cm

【カット図】
エコクラフト1

 

【作り方】
1.カット図を参照し、エコクラフトをカットして裂く(「エコクラフトの基本」裂き方参照)。

2.底を作り、側面は⑥編みひもbで1段編みを1回編む(「基本のバスケット」の作り方2~13参照)。

3.続けて、持ち手つきバスケットとライン入りバスケットの側面を、それぞれ編む。
⑬編みひもd1本ずつで、1段編み(「基本のバスケット」の作り方11~13参照)を2回編む。⑫編みひもc2本で、追いかけ編み(「基本のバスケット」の作り方14~16 参照)を7周(14 段)編んだら、⑬編みひもd1本ずつで、1段編みを2回編む。

4.縁の始末をする(「基本のバスケット」の作り方19~23参照)。ライン入りバスケットの完成。

 

 

さりげないアイテムはエコクラフトのバスケットに入れて

ホームパーティーを開くとき、意外とおろそかにしがちなのが、トイレや手を洗うための洗面台の準備です。誰もが必ず使うエリアなので、忘れずに掃除をして気持ちよくお客様を迎えたいですね。毎日の掃除で行き届いていない部分は特に注意しましょう。例えばトイレなら便器の裏側の汚れもしっかりチェック。洗剤を含ませたトイレ用掃除ブラシを裏側にまでくぐらせてよくこすりましょう。また、水受け部分や床も意外とほこりがたまりやすい場所です。床はまず掃除機でほこりを吸い取ったら、薄めた洗剤を含ませて絞った雑巾で拭き掃除を。手を洗う洗面台も、古い歯ブラシを使って細かいところまで気を配るといいでしょう。毎日家族が歯磨きをする洗面台の鏡は、歯磨き粉が飛び散っていたりすることがあります。お客様が来る前に確認して、汚れがある場合は絞った雑巾で拭いておきましょう。

掃除が終わったら、お客様のためのもうひと工夫を加えてみませんか。今回作り方を紹介したエコクラフトのバスケットに、綿棒やティッシュを用意すると気が利いていますね。エコクラフトのバスケットは通気性がよく涼しげなので、洗面台の近くに置くカゴとして重宝しそうです。トイレや洗面台はお客様がひとりになる場所。カゴの近くに「今日は楽しんで行ってくださいね」といったメッセージカードを添えて、おもてなしの気持ちを伝えてもいいかもしれません。

もしも、お泊まりのお客様がいるようなら、少し大きめのカゴにリネン類を入れて「バスタオルはカゴの中に用意しておきました」と伝えればスマートです。

 

 

 

※「エコクラフト(R)」はハマナカ株式会社の登録 商標です。本文は(R)を省略しています。

この作品は、2008年6月号『はんど&はあと』P58、59の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:荒関まゆみ(あらせきまゆみ)http://www5a.biglobe.ne.jp/~hpkoto/

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