- 2015-5-16
- favori(ファヴォリ), はんどカフェBlog, 読み物, 開発ストーリー

『favori』3号目(10月号)のキットは、ロッタ・ヤンスドッターさんのキルティング地を使った、トートバッグをお届けします。ただ今試作を重ねている段階ですが、その様子を少しご紹介しましょう。
ロッタさんの図案をキルティングに仕立てた、favoriオリジナル生地
ロッタさんは北欧で生まれ育ち、サンフランシスコでブランドを立ち上げました。自然素材を使った、オーガニックで洗練されたデザインのテキスタイルが世界中で大変人気があります。2006年からはベースをニューヨークに移し、さらに活躍の場を広げています。
今回はロッタさんの図案をキルティング生地に仕立てた、favoriオリジナル。トートバッグは帆布生地が多いですが、温かみのあるキルティングは秋冬のファッションにもぴったりです。
生地のパターンは以下の二種類に決まりました。
紺地にシックなピンクの実と葉のモチーフが愛らしい「SKULLAN(スクラン)」を、バッグの表地に。
バッグの内側は、グリーンの「KORKEK(コルケック)」。手描きのぬくもりのあるラインが、印象的なデザインです。
バッグの表と内側で、異なる生地のコントラストが目を引きます。
キルティングはゆるやかな波模様で、ロッタさんのナチュラルなテイストにマッチします。
忙しい毎日も使いやすい工夫がたくさん!頼もしくて、フレンドリーなトートバッグ
バッグのデザインを担当してくださるのは「LLO(ロー)」のデザイナー、竹川ゆり子さん。イッセイミヤケでバッグ・スカーフ・アクセサリーなどの企画デザインを担当されていた、経験豊かなデザイナーさんです。
こちらは竹川さんが作ったトートバッグの試作品です。(布は仮のものを使用しています。)
両手が使えるように、肩から掛けるタイプで、A4書類も入るサイズです。
トートバッグはたくさん入るので、ついいろいろ放り込んで、探すのにひと苦労…。
そんなことがないよう、ポケットを多めに付けました。
かばんの中が丸見えにならないよう、フラップカバーも付いています。
さっとめくれる形なので、中のものがすぐに取り出せて便利。
使わない場合は中に折り込んでしまうことも可能です。
「仕事にも、遊びにも、お買い物にも使えるトートバッグを!」と竹川さん。
忙しい毎日の頼もしい味方になってくれる、使い勝手の良いフレンドリーなトートバッグです。
これからいよいよロッタさんの生地での試作が始まります。
今後も随時、進捗をご報告いたしますので、どうぞお楽しみに!
◎ロッタ・ヤンスドッター テキスタイルデザイナー。スウェーデンのストックホルムで育ち、アメリカへ移住。サンフランシスコでオリジナルブランド Lotta Jansdotter を立ち上げ、スタジオとショップをオープン。北欧らしいオーガニックで洗練されたデザインのテキスタイルと、オリジナルの生活雑貨をアメリカ、日本ほか各国で販売。日本でもロッタちゃんとして注目を集める。2006年ベースをニューヨーク・ブルックリンに移し、活躍の場を広げている。http://www.copyrights.co.jp/lottajansdotter/
◎LLO(ロー)竹川ゆり子 Chelsea College of Art & Design(イギリス/ロンドン)テキスタイル科卒業後、2000年より(株)イッセイミヤケ HaaT企画室でファッション雑貨の企画デザインを担当。2009年からフリーランスとして活動を開始。2013年にLLO(ロー)を設立。ブランド名は、「ちょっと変わっているね、でもそこに愛着を感じる」という意味、a Little Less Ordinary の頭文字から、LLO(ロー)と名付けられた。毎日身につけたり使ったりするものだからこそ、丁寧に作られた上質なものを。シンプルだけれど、少しひねりのあるものを。そんな思いでモノづくりをしている。http://llo-design.wix.com/llo-design
*デザインや色味等変更の場合もありますのでご了承ください。
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