遊び心いっぱい!オーブン陶芸で「食欲の秋」が伝わるオーナメントを作る

sg_070p007_03

脂ののったサンマやサバが出回り、甘くてツヤツヤの新米が食卓にのぼり、キノコやブドウ、柿やリンゴがスーパーの店頭をにぎわせて…秋に旬をむかえる食べ物は、枚挙にいとまがありませんね。また「食欲の秋」と言われますが、夏を過ぎて食欲が増すという説や、外が寒くなるので体が代謝を上げようとしてお腹が減るようになるなど、秋に空腹感をより感じる理由もさまざまあるようです。でも、体重が増えるのが嫌だからと、せっかくおいしいものが揃う季節を楽しまないなんてもったいない!食べたい時にはきちんと食べて、おいしい秋を満喫しましょう。

今回は「食欲の秋」にふさわしいスプーン&フォークのオーナメントの作り方を紹介します。スプーンとフォームのモチーフは、オーブン陶芸で作ります。オーブン陶芸とは専用の粘土を使い、家庭にあるオーブンで焼いて作る陶芸クラフトのこと。モチーフを作ってワイヤーでつるすだけ。窓を開ければ秋風に揺れて、お部屋がぱっと明るくなりそうです。上手に作れたらたくさん作って、秋に開催されることの多い幼稚園バザーに出すのもいいかもしれません。

>>まずはオーブン陶芸の基本をチェック!

 

オーブン陶芸で「オーナメント」を作ろう

オーブン陶芸の素朴な風合いは、かわいいモチーフにも似合います。カラーワイヤーとの相性もバッチリです。ワイヤーの上部にひもなどを通して、天井などに画びょうでとめてつるしてもOK。

【材料・道具】
オーブン陶土(ナチュラル)約130g
赤いコーティングワイヤー(直径1mm)約130cm、約40cmを各1本めん棒、つまようじ(またはまち針)、トレーシングペーパーなどの薄い紙、鉛筆、厚紙、のり、はさみ、定規、ストロー、オーブン、ペン、ペンチ

【作り方】
1.オーブン陶土をめん棒で約0.5cmの厚さにのばし、厚紙で型紙を作って型を抜く(オーブン陶芸の基本1参照)。スプーン形とフォーク形を2本ずつ作る。
2.1にストローで穴をあける。

陶芸
3.乾燥させて、焼成する(オーブン陶芸の基本23参照)。
4.ワイヤーにスプーンとフォークをつける。約130cmのらせん状のワイヤーに、約40cmのワイヤーを通して、組み立てる。

sg_070p003_06

 

 

麻ひもを通して、壁やドアなどの飾りに使ってみても。2本セットが、かわいらしさのポイントです。

オーブン陶芸_4

 

食欲の秋に体重を増やさないコツ

食べ物がおいしい季節は、思い切り食事を楽しんだ方が、きっと幸せな気分で暮らせますよね。かといって、食べ過ぎは禁物。またダイエットを気にするなら、普段の生活に運動を取り入れたり、夜遅くに食べないなど、毎日の生活習慣を少しだけ見直してみるといいかもしれません。それから食事をとるときの、「食べる順番」も大切だと言われています。例えば、温かいスープがあれば最初に少し飲み、次に野菜や海草などの食物繊維、そしてお肉などのたんぱく質、最後にご飯や麺などのたんぱく質をとるのが理想なのだそうです。おいしいものを満喫しながら、健康な体で秋を楽しみましょう。

 

 

 

この作品は、2005年10月号『はんど&はあと』P70の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。

作品制作:青木恵理子

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る