切って貼るだけの簡単ペーパークラフト、「ジュタドール」にチャレンジ!

ジュタドール

「ジュタドール」ってなに?

みなさんは「デコパージュ」って、聞いたことはありますか? これは18世紀の中頃からヨーロッパの上流階級で流行したクラフト「カルトナージュ」の手法を基盤としたペーパークラフトのこと。専用の紙を切って好きなものに貼り、自分だけのオリジナルデザインの作品ができるというものです。
この一般的によく知られた「デコパージュ」を基盤とし、様々な素材へのデコレーションを楽しめる「ジュタドール」は、お裁縫が苦手なぶきっちょさんでもできますし、はさみを使わずに作れますから、小さな子どもでもチャレンジすることができます。お子さんの夏休みの工作として、親子で一緒に楽しみながら作ってみるのも楽しいですね。

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「ジュタドール」の基本の作り方

「ジュタドール」は専用のペーパーを使います。この紙は繊維質が多くてやわらかいものなので、やさしい雰囲気の作品に仕上がります。はさみでももちろん切れますが、水にぬらしたウッドスティックで切り取っていくと、風合いがでていいかもしれません。切った紙を、スマートフォンケースや小物入れ、無地の布バッグや石けんなどに専用の接着剤で貼っていきます。
乾くとべたつかず仕上がりのきれいな接着剤を使用するため、何枚もの紙を重ねてデコレーションすることができ、より奥行き感のある作品をつくることができるというのも特徴です。

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「ジュタドール」はどんなものにデコレーションできる?

ジュタドールの人気の秘密は、身の回りにあるいろいろな雑貨にデコレーションできることです。例えば紙や木製のボックス、石けんやキャンドルのほか、陶器や金属、布にもジュタドールすることができます。また、上級者になるとガラスやビニール、プラスチックや合皮素材などにもジュタドールが可能です。初級者ならい小さ目の紙や木、石けんやキャンドルを使い、平面の多い雑貨を選ぶといいでしょう。また、シンプルな無地の布やパンプスなどにもジュタドールが可能ですが、デコレーションしたものは基本的に水洗いができませんので注意が必要です。ジュタドールの専用接着剤を使うと、汚れがつきにくく仕上がりますが、どうしても汚れてしまった場合は、硬く絞った濡れ布巾などで汚れを取り除いてください。

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自分用として作っても、プレゼントにもぴったり!

上手にジュタドールができるようになったら、お友達にもプレゼントしたくなりますよね。ガラスびんにジュタドールでデコレーションすれば、かわいいキャンディポットができ上がり!真っ白い陶器のお皿にジュタドールをほどこせば、かわいいアクセサリートレイとして使ってもらえそうです。シンプルなプラスチックケースも、ジュタドールでキュートなプレゼントボックスに変身。リボンをかけるだけで、ラッピングが完成します。透明なボックスを使えば、中身を見せるギフトボックスとして活躍しますね。
切って貼るだけのジュタドールで、あなただけのオリジナル作品を作ってみてください。

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chiyo
イラストレーター/ アーティスト
「世界中を旅するtrunk ケースの中の住人たち」をコンセプトに、そのキャラクターたちの物語を、イラストやグッズ、絵本などで独自の世界観として展開。雑貨ブランド「:trunk:chiyo」として、百貨店での展示・販売のほか、子ども向けファッション誌へのイラスト・デザイン提供、アパレルブランドの店舗内イラスト装飾など、多様な業態ともコラボレーションしている。商品や展示の企画制作も自ら行い、様々な分野で活躍中。

 

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