たこ焼きパーティーの取り分け皿は、色画用紙をホチキスでとめるだけ!

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最近は調理家電がどんどん発達して、自宅に集まって“たこ焼きパーティー”を開く人も多いようです。テーブルの上に置いたたこ焼き器を囲んで、みんなで作りながら食べる時間はなんとも楽しいものです。定番のキャベツ、タコ、紅ショウガ以外にも、チーズや餅を入れたり、タコの替わりにウインナーソーセージにしてみたり。たこ焼きソースではなくチリソースで食べてみたりと、いつものたこ焼きをアレンジするのもおもしろいですよ。そして、さらに“たこパー”気分を盛り上げるなら、みんなの取り皿を舟皿にしてみるといいかもしれません。舟皿とは、お祭りなどでよく見かける船の形をしたお皿。有名なたこ焼きチェーン店「築地銀だこ」のお皿も舟皿です。

自宅でこの舟皿を再現するのはとても簡単。画用紙に切り目を入れてホチキスでとめるだけです。できた舟皿にワックスペーパーを敷けば、たこ焼きの取り皿が完成!ぜひ試してみてください。

 

色画用紙でできる「たこ焼きボックス」の作り方

【材料・道具】(1個分)
色画用紙(好みの色)27cm ×15cm、はさみ、定規、鉛筆、ホチキス

【作り方】
1.図の位置に切り込みを入れ、6か所に印をつける。
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2.1でカットした中央の面の後ろ側で、1でつけた印どうしを合わせ、左右の面を重ねる。
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3.3枚が重なったところをホチキスで外側からとめる。反対側も同様にする。
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4.でき上がり。ワックスペーパーを上にのせて使用する。
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お好み焼き専用のソースが生まれたきっかけは?

最近ではたこ焼きや焼きそば専用のソースが売られていますが、お好み焼き専用のソースがはじめて生まれたのが、広島県に本社があるオタフクのお好みソースなのだそうです。オタフクはお酒やしょうゆなどの卸小売業からはじまり、お酢を醸造する会社でした。戦後にウスターソースの製造をはじめたのですが、お好み焼き店ではさらさらとしたウスターソースは使いづらいということを知ります。そこで味やとろみをお好み焼きに合うように調整しながら新しいソースを開発。完成したのが、ウスターソースよりもとろっとして、お好み焼きにぴったりな味の「お好みソース」でした。ソースはお好み焼きやたこ焼きの味を左右する、大切な調味料ですね。自宅で“たこパー”を開くなら、ソースに一味唐辛子やカレー粉を入れて辛味を増したり、ケチャップやみりんをプラスしてまろやかにしたりと、市販のソースにひと工夫して、オリジナルのソースを作ってみるのも面白そうです。

 

 

この作品は、2005年8月号『はんど&はあと』P40、45の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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