ごはんの時間が楽しみに!桃の花飾りの「ランチョンマット」の作り方

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女の子の成長を祝い、健康を祈る3月3日のひな祭りには、この日専用のランチョンマットで食事を楽しんでみてはいかがでしょう。画用紙とトレーシングペーパーを用意して、画用紙で作る桃の花飾りを貼りつけるだけ。春らしいやわらかな色合いが、テーブルを華やかにしてくれます。

 

「ランチョンマット」の作り方

【材料・道具】(4枚分)
・マット用の画用紙(ピンク、黄色、水色、黄緑)32cm×23cm 各1枚
・桃の花用の画用紙(ピンク系で3色)適量
・飾り用の画用紙(濃ピンク)適量
・トレーシングペーパー 30cm×21cm 4枚
コンパス、はさみ、のり、穴あけパンチ、カッター

【作り方】
※単位はcm。
1.「桃のつるし飾り」の「桃の花を作る」を参照して、LサイズとSサイズの桃の花を各4個作る。

2.マット用の画用紙の左上に、LサイズとSサイズの桃の花を1個ずつのりで貼る。残りの3つの角には、カッターで切り込みを入れる。
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3.2の上にトレーシングペーパーを重ね、切り込みにトレーシングペーパーの角を入れる。

 

4.トレーシングペーパーの上に、パンチでカットした飾りの小さな円を、弧を描くように、のりで貼る。
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ひな祭りに食べるもの

蛤(はまぐり)のお吸い物、白酒、五目ずし、ひし餅、ひなあられなど、ひな祭りに食べるといいとされる料理はたくさんありますね。どれも縁起のいい素材や食べ物、子どもたちが元気ですごせるようにと願いがこめられたものばかりです。蛤はぴったりと対になったふたつが合わさっていることから、仲のいい夫婦を表すそうです。一人の人と添い遂げることを願って、ひな祭りに蛤を食べる習慣ができたのでしょう。
白酒はアルコール分が10%前後の甘いお酒。節句にはお酒に旬の精を込めて飲むことで、無病息災を祈るという意味があるそうです。上巳の節句では邪気を祓う神聖な木とされた、桃の花を浮かべた桃花酒というものを飲んでいたそうですが、江戸時代のころから桃花酒が白酒に変わったと言われています。もちろん子どもはお酒を飲めませんので、かわりに甘酒を飲みます。五目ずしには、長生きの象徴のエビ、「見通しがきく」という意味を込めたレンコンというように、それぞれの具に願いを込めて作りましょう。また、色とりどりのちらしずしは、テーブルに春が来たような雰囲気になって、ひな祭りにぴったりなメニューですね。
そんなひな祭りの食卓を、もっと楽しくする、ランチョンマットをぜひ作ってみてください。

 

 

 

この作品は、2006年3月号『はんど&はあと』P8の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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