お部屋を春色に!スプリングカラーのお部屋コーディネートレッスン

sg_012p03_03

寒い冬が過ぎて春が来たら、お部屋も春色にチェンジしたいですね。春の晴れた休日には、冬の間閉め切っていた扉を開けて、思いっきり春の風を通しましょう。ついでにお部屋のファブリックやインテリアに春色を取り入れれば、気分もリフレッシュ。きっと毎日の生活に、春のわくわく感がプラスされますよ。ここでは、スタイリストの南雲久美子さんに、スプリングカラーを使ったお部屋コーディネイトのポイントを教えてもらいました。
ライトブルー、ピンク、イエロー、ライトグリーン、ラベンダーの5つのスプリングカラーから、ラベンダーをメインカラーに選んで、ワンランク上の春色インテリアコーディネイトにチャレンジしてみましょう。

[ポイント1]
気軽に模様替えが楽しめる 布ものからスプリングカラーに
布選びのコツは、淡い同一トーンの同系色や類似色でまとめること。チェックや花柄、水玉などの小さな柄が、取り入れやすくて◎。
sg_012p04_03

 

[ポイント2]
部屋の雰囲気をガラリと変えるカーテン選びがカギ
面積の大きいカーテンは、部屋の印象を左右する大切なアイテム。淡い色&小さな柄は、部屋が広く見える効果もあるのでおすすめです。
sg_012p05_03

 

[ポイント3]
同系色の雑貨を集めて“春色度”をUP
雑貨や小物の色も統一させて。濃いめの色をちょこっと混ぜてグラデーションをつけると、奥行き感が出て、雰囲気のある空間に。
sg_012p06_03

 

[ポイント4]
自然の恵みの花を添えて表情を豊かに
色味が足りない部分には、メインカラーに選んだ色の花を飾って。自然が育んだものを少し加えるだけで、部屋の表情が豊かになります。
sg_012p07_03

 

[ポイント5]
Spring Colorを引き立てるガラス素材をミックス
布小物や雑貨を同系色でまとめるだけでは単調になりがち。ガラス製のものをミックスさせると、ほどよく引き締まり、スプリングカラーの清々しさがより引き立ちます。
sg_012p08_03

 

春の自然をイメージして選ぶスプリングカラー

今回、南雲さんがスタイリングのメインカラーに選んだのはラベンダー色。ラベンダーは4月半ば頃から開花期を迎え、有名な北海道富良野のラベンダー畑ではおおむね7月中旬から下旬頃に最盛期を迎えるそうです。春から夏にかけてのインテリアコーディネイトにぴったりな色ですね。このように、季節のコーディネイトには自然の色を取り入れるのがポイントです。ほかにも桜や桃のピンク、タンポポや菜の花のイエロー、わすれな草の淡いブルー、萌え出たばかりの草を思わせるライトグリーンなど、優しいトーンの色が春の風を運んできてくれます。桜色、桃色、タンポポ色など、花の名前がそのまま色の名前になっているのも多いので、色選びの参考にしてもいいですね。好きな色を選んで、お部屋に春の雰囲気を取り入れてみましょう。

 

 

この作品は、2010年4月号『はんど&はあと』P10~13の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:南雲久美子

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る