春色サンドイッチを持ち運ぶ「サンドイッチボックス」の作り方

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春の陽気が気持ちのいい日は、公園のベンチや広場にピクニックマットを敷いてご飯を食べたくなります。外ごはんのポイントは、かんたんにつまめておいしいこと! 好きな具をパンにはさむだけの簡単なサンドイッチは、外ごはんの定番メニューですね。今回は、食パンを使ったサンドイッチを、形をくずさずに持ち運ぶことができるボックスの作り方を紹介します。3~4人分のサンドイッチが入るサイズで、ツートンカラーというのもかわいさのポイントです。定番のハム、レタス、チーズをはさめば赤、緑、黄色と切り口も鮮やかです。また、パンに生クリームを塗って、桃の缶詰やフレッシュイチゴをはさんで作るデザートサンドもおすすめです。

 

「サンドイッチボックス」の作り方

【材料・道具】(1個分)
色画用紙(生成り)36cm×20cm、(薄ピンクまたは薄緑)36cm×25.5cm、両面テープ、定規、カッター
※B4サイズを使う場合はピンクを1枚使用します。両面テープは使いません。

 

【作り方】※単位はcm。
1.図のように色画用紙2枚を1cm重ねて、両面テープで貼る(B4サイズは貼り合わせず、色画用紙1枚で作る。長い辺は32.5cmにカットする)。折り線を、つまようじの先などでなぞり、折り筋をつける。左右の端を、折り筋に沿って谷折りする。
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※[ ]内はB4サイズの色画用紙の場合。

 

2.折り筋に沿って、図のように折り、箱に組み立てる。中にサンドイッチを入れ、最後に★の端を、もう一方の端の紙の間に入れて重ねる。

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いろいろなバリエーションのサンドイッチ

今回は食パンを使ったサンドイッチを入れるボックスの作り方を紹介しましたが、食パン以外のパンを使ったサンドイッチもおいしいですよね。また、具材やソースを工夫すれば、いろいろなバリエーションのサンドイッチが作れます。

パンには卵やバターを使わないベーグル、イングリッシュマフィンなどのほか、ほんのり甘いロールパン、ホットドッグや焼きそばパンにしたいコッペパン、イタリア生まれのチャパタ、中近東でよく食べられているピタパンもおいしいサンドイッチができます。春になると緑がきれいな野菜が旬を迎えますから、春野菜でサンドイッチを作るのも楽しいです。たとえば春キャベツは、やわらかくて鮮やかな緑色なのが特徴。塩・こしょうとマヨネーズで和えてコールスローサンドイッチにしてもいいでしょう。ほんのり苦味が効いた菜の花を軽く茹で、からしマヨネーズをからめた菜の花サラダも春らしいサンドイッチですね。切り口の色を春らしくしたいなら、スモークサーモン×クリームチーズという組み合わせもおすすめですよ。

 

 

 

 

この作品は、2007年4月号『はんど&はあと』P22、23の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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