端切れで簡単!パッチワークテープを使って寝具を私らしくリメイク

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子どもの幼稚園バッグやお弁当袋を作ったあとに残る端切れ。だいたいは細長かったり、変形の端切れなので、なかなか大きなパッチワーク作品には使いにくいものです。しかも気づくといつの間にかたまっているものです。本当は処分した方がいいというのは分かっていても、せっかく気に入って買った布だから、小さな端切れもなかなか捨てられませんよね。そこでおすすめしたいのがパッチワークテープ。いろいろな端切れを縦の長さを揃えてカットして、縫いつけていくだけです。この端切れのパッチワークテープがあれば、ふとんカバーやクッション、エプロンなどの市販の布製品がオリジナルのアイテムに大変身。いろいろな端切れが手元にたまったら、ぜひ試してみてください。

パッチワークテープの作り方

【材料・道具】 端切れ…適量 ミシン、ミシン糸、定規、裁ちばさみ、糸切りばさみ、まち針、ペン形チャコ、アイロン、アイロン台 【作り方】 ※単位はcm。 1.端切れを、縦の長さが同じ寸法(★)になるように、四角にカットする。 p14_ai8-[更新済み]_05 2.1を中表(布の表側どうしを合わせる)にし、端をミシンで縫う。 ※手縫いの場合は、0.2cmの縫い目でぐし縫いする。 p14_ai8-[更新済み]_10 縫いつけ方 1.パッチワークテープの上下の端を、1cm裏側に折る。 パッチワーク_1 2.縫いつけたい位置に、パッチワークテープの端をぐるっと1周縫ってつける。 ※縫い始めと縫い終わりは、縫い目を重ねる。 ※手縫いの場合は、たてまつりで縫いつける。 パッチワーク_2

パッチワークテープの布合わせのコツ

同じ柄を合わせる 柄の大きさや色は違っても、同じ柄の布どうしなら相性は◎。柄の大きさは、同じくらいのものどうしではなく、違うものを交互に組み合わせる方が、リズムが出ます。 パッチワーク 同系色で揃える 柄がバラバラでも、同系色で揃えれば、まとまりが出ます。同系色の中でも、色が濃いものと薄いもの、柄が詰まったものと少ないものなどが交互になるように縫い合わせて。 パッチワーク バラバラの柄は間に無地を入れる 柄も色も違う物どうしを縫い合わせるときには、無地の端切れが便利。間に無地を1枚はさんで縫い合わせるだけで、違う柄や色どうしがケンカせずに、すっきり見えます。 パッチワーク

パッチワークテープでふとんカバー&枕カバーをアレンジ

ストライプでまとめたパッチワークテープを、ふとんカバーと枕カバーに縫いつけます。シンプルな寝具が、パッチワークテープでぬくもり溢れる雰囲気になりますね。ふとんカバーなどの大きな布にも、パッチワークテープを直線で縫いつけるだけだからとても簡単です。 ほかにも、カーテンにアレンジするのもおすすめです。カーテンはお部屋の印象を決める大事なアイテムなので、お部屋をイメージチェンジしたいときはカーテンを変えるだけで雰囲気が変わります。でもカーテンはそれほど頻繁に買い替えませんよね。そういうときは、手元にある端切れで作ったパッチワークテープを使ってアレンジしてみてはいかがでしょうか。       この作品は、2008年11月号『はんど&はあと』P14、15の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。 作品制作:小幡小織

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