フタ付きびんでできる!クリスマスツリーのスノードームの作り方

スノードーム

透明な容器のなかに雪景色を再現するインテリア、スノードーム。好きなオブジェを用意して、雪に見立てたキラキラ素材と一緒に、水で薄めた液体のりを入れるだけで完成です。ジャムの空きびんや 100円ショップのふたつきびんのほか身近にある素材を使って、クリスマスにぴったりなスノードームを作ってみましょう。
今回は、クリスマスツリーのスノードームの作り方を紹介します。白いネイル用ラメと雪形スパンコールがびんの中でふわふわと舞う、ロマンティックなスノードームです。憧れのホワイトクリスマスの世界が、簡単に小さなびんの中に完成。空きびんのふたを上にして、英字新聞でデコレーションしていますが、色を塗ったりびんのフタそのものを活かしてもいいでしょう。

空きびんで作るスノードームの基本の作り方

【基本の材料】(共通)
・空きびん
・液体のり
※空きびんの容量の3割程度の分量。
・水
※空きびんの容量の7割程度の分量。

【基本の道具】(共通)
接着剤(金属・ガラス用、水に溶けないタイプ)、木べら(小)またはスプーン、定規、新聞紙など下に敷くもの

【空きびんの選び方】
・ふたがしっかりと閉められ、水を入れて逆さまにしても、水がこぼれないもの(ジャムやはちみつなど食料品の空きびんがよい)。
※空きびんの上下を返さずに作ってもよい。
・中に入れたいオブジェを入れて、多少の余裕がある高さ、直径、または幅のもの。

瓶

【液体のり】
・無色透明の文具用のり、または洗濯用のり。水と混ぜてもにごらないもの。

【中に飾るものの選び方】
・水に溶けないもの。水の中でも変色しないもの。
・空きびんの中に入れられる大きさのもの。
※中に入れるものの素材によっては、水がにごったり、変質したり、着色料が溶け出したりすることがある。

【スノーパウダーの代わりに使うもの】
・水に溶けず、なるべく軽いもの。ネイル用のラメやプラスチックビーズ、セロファン素材のテープなどがおすすめ。
※重いと上下を返してもすぐに沈んでしまう。空きびんの大きさが大きくなれば、多少大きいものでもよいが、粒が小さいものの方が、液体の中を長く舞うようになる。

 

クリスマスツリーのスノードームの作り方

【材料・道具】
※作品の空きびんは、高さ7cm、ふたの直径5cm、底面の直径5cmの、やや肩が張った円柱形(つぼ形)のもの。つぼ形の空きびんがなければ、普通の円柱形のものでよい。

中に入れるもの
スノードーム

クリスマスツリーのオブジェ 1個
※写真は高さ5cmのもの。
キャンディーの包み紙 1枚分
直径1cmの雪形スパンコール(薄紫・薄水色・銀色) 各1枚
ネイル用ラメ(マルチカラー)適量
(あれば/外飾り用)英字新聞 7cm×17cm  ※空きびんの大きさによる
はさみ

【作り方】
※単位はcm。
1.「サンタクロースのスノードーム」の作り方1と同様にして、空きびんの底にクリスマスツリーを貼りつける。

2.のキャンディーの包み紙は、1辺が2~3mmの四角形に切る。

3.①小さめのボウルなどに、液体のりと水を 3 : 7 程度の割合で入れる。木べらまたはスプーンでよく混ぜ合わせ、液体のりと水で混合液を作る。
※空きびんの容量分程度用意する。

②空きびんの半分程度まで①の混合液を入れたら、2をびんに入れ、さらに混合液を空きびんの入れ口の縁から少し下まで入れる。

1を液に沈めるように入れ、空きびんのふたを閉める。閉めたときに混合液とふたの間に隙間があれば、少しずつ混合液を足して、中に入る空気をなるべく少なくする。
※混合液がこぼれることがあるので、ぬれてもよい場所で、必ず新聞紙などの上で作業する。
※多少の空気は入ることがある。

④数回上下を入れ替えて中身の材料が片寄りなく、バランスよく舞うようになれば完成。

4.あれば英字新聞を図のように切り、ふたに貼りつける。
スノードーム_3

 

 

この作品は、2012年12月号『はんど&はあと』P42、43の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:山下美紀

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