テーブル小物&料理で南仏プロヴァンス風の食卓を演出

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ソレイアードの布小物を合わせてプロヴァンス風に食卓をアレンジ

紺碧の地中海、あふれる陽光、肥沃な大地に育つおいしい食材…。南フランスに位置するプロヴァンスは1年を通して雨が少なく過ごしやすい気候で、バカンスシーズンになると大勢の人が押し寄せる人気のエリアです。ゴッホやセザンヌ、ピカソといった芸術家たちに愛された土地でもあります。そんなプロヴァンスの食卓には、地中海から揚がる海の幸や、太陽を思いきり浴びて育った野菜を素材に、にんにくやハーブの香りを効かせるのが特徴なのだそう。
そんな明るくて楽しげな南仏プロヴァンスの食卓をイメージさせる、テーブルコーディネートを楽しんでみませんか?たとえば、プロヴァンス生まれのソレイアードの生地は、オリーブの緑、赤土、海や空の青、ひまわりの黄色など南仏を思わせる色使いが特徴です。このソレイアードの生地を使ったアイテムを食卓に置くだけでも、食卓がぱっと華やぎますよ。それに合わせてオリーブオイルやニンニクを使った料理で、食卓をプロヴァンス風に演出してみてください。

 

料理はオリーブオイル&ニンニクをたっぷり使って南仏風に

北フランスではバターをベースにした料理が多いそうですが、南フランスはオリーブオイルがベース。ほかに、にんにく、トマトをよく使うのだそう。また、バジルやタイム、エストラゴン、ローズマリーといったハーブもたっぷり使うのも特徴のひとつ。ソレイアードで明るく彩られた食卓には、そんなオリーブオイルやにんにくを使った料理がお似合いです。ここではパンやクラッカーによく合うディップと、にんにくのうま味をきかせたサラダのレシピを紹介しましょう。

 

「オリーブの実とトマトのディップ」の作り方

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【材料】(4人分)
・オリーブの実(缶詰またはびん詰めのもの)…6粒
・クリームチーズ…50g
・ミニトマト…4個
・(好みで)黒こしょう…適量

【作り方】
1.オリーブの実は5mm角くらいに刻む。ミニトマトはヘタを取って4等分に切る。
2.クリームチーズを1cm角くらいに切ってボウルに入れ、1を加えてスプーンで混ぜ合わせる。
3.器に盛り、好みで黒こしょうをふる。

 

「ほうれん草のオリーブオイルがけ」の作り方

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【材料】(4人分)
・ほうれん草…1束
・ベーコン…6枚
・オリーブオイル…大さじ2
・にんにく…2片
・しょうゆ…小さじ2
・あればバルサミコ酢…適量

【作り方】
1.ほうれん草は食べやすい大きさに切り、冷水で材料洗って水気をきり、器に盛る。ベーコンは1cm幅に切る。にんにくはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを入れて中火で炒める。
3.にんにくが色づいてきたら、1のベーコンを加えて少しカリッとするまで炒め、しょうゆをまわしかける。熱々のうちに、1のほうれん草にかける。
あればバルサミコ酢をかける。

 

 

この作品は、2007年7月号『はんど&はあと』P8の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
調理:谷内知子(やちともこ)http://cafe-bagelchoco.com/

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