ハートモチーフのアップリケがかわいいクッションの作り方

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女性が大好きなハートのモチーフですが、使い方によってはかわいくなりすぎるというのも悩ましいところ。今回紹介するハートモチーフを縫い付けたクッションは、ベースとなる生地に茶系のウールツイードを選んで、大人っぽい雰囲気になっています。また、ハートモチーフにはチェック柄のウール素材をチョイス。落ち着いた色合いの2種類を使うことで、大人かわいいクッションに仕上げました。ハートモチーフが似合う季節といえば、2月のバレンタイン。自宅でバレンタインパーティーを開くなら、こんなキュートなクッションを用意しても楽しそうです。

 

「ハートのクッション」の作り方

ハートのクッションA
【材料・道具】
・ボア地(ベージュ)40cm×30cmを2枚
・極太毛糸(ピンク〜紫系のスラブヤーン)適量
・手芸用化繊綿 適量
ペン型チャコ、定規、裁ちばさみ、まち針、しつけ糸、ミシン、ミシン糸(ベージュ)、糸切りばさみ、縫い針、縫い糸 (ベージュ、毛糸と同色)

【作り方】
※単位はcm。
1.ボア地それぞれの裏側にハートを書き、周囲に縫い代を1cmつけてカットする。

2.1を中表(布の表側どうしを合わせる)にし、しつけをかけてから返し口を残して縫う。図の位置に切り込みを入れる。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをする。しつけ糸を取る。
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3.2を返し口から表に返し、化繊綿を詰め、返し口をはしご縫いでとじる。表にする側に、極太毛糸を図のように「HEART」の文字になるように置き、ボア地と極太毛糸をすくって細かく縫いとめる。
※極太毛糸を縫いとめる際に、縫い目が目立たないように気をつける。
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ハートのクッションB
【材料・道具】
・a ウールツイード地(茶系)34cm×78cm
・b ウール地(紫系のチェック)18cm×18cm
・c ウール地(ピンク系のチェック)18cm×18cm
定規、ペン型チャコ、裁ちばさみ、まち針、刺しゅう針、手芸用ラメ糸(ゴールド)、糸切りばさみ、ミシン、ミシン糸 (茶色)、アイロン、アイロン台、ヌードクッション(30cm×30cm)

【作り方】
※単位はcm。
1.bとcのとそれぞれの裏側にハートを書き、カットする。

2.aの上下を1cmの三つ折りにして縫う。表側に、b、cの順に、ラメ糸1本取りでブランケットステッチ(イラスト:ブランステッチ2参照)で縫いつける。
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3.2を図のように折り、両わきを縫う。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをする。
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4.3を入れ口(★・☆)から表に返し、形を整える。
入れ口からヌードクッションを入れる。
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ブランケットステッチ1
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ブランケットステッチ2
ブランケットステッチ1と同様に刺し進める。
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バレンタインにスイーツパーティー!

バレンタインが近くなったら、チョコレートをテーマにしたスイーツパーティーを開くというのもいいですね。チョコレートの焼き菓子をひとつ焼いて、コーヒーや紅茶でおもてなしをするというのはいかがでしょうか。クラシカルなチョコレートケーキといえば、ガトーショコラ。チョコレートのおいしさを、まるごと味わえるシンプルな焼き菓子です。
アメリカ生まれのブラウニーは、ナッツやオレンジピールを混ぜて焼いたり、お皿にのせて生クリームでデコレーションをするなどアレンジも楽しめます。トリュフやキャラメル、オレンジピールをチョコでコーティングしたオランジェットなど、焼き菓子以外のチョコレート菓子にもチャレンジしてみてもよさそうです。
スイーツパーティーを開くなら、飲み物にもこだわりたいもの。いつもはインスタントコーヒーという方も、みんなが集まる時にはドリップコーヒーにチャレンジしてみてもいいですね。初心者は、ペーパードリップなら準備が簡単。ドリップするときにお湯を注ぐのは「中心から外へ」が基本になるのだそう。コーヒーに含まれる脂分はコーヒーにコクを与えるもので、ペーパードリップだと紙がこの脂分を吸ってしまうのだそう。ですからお湯を中心から外側に向けて注ぎ、粉と紙が接する部分にお湯をかけないのが、コーヒーをおいしくいれるコツなのだそう。ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

この作品は、2010年2月号『はんど&はあと』P54、56の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:馬場柚香里

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