お店のラッピングがグンとかわいくなるアイデア6

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お店で素敵にラッピングをしてもらうのもいいけれど、そこにプラスαの工夫をしてみませんか? 大変な準備は必要ありません。紙やボタン、端切れやキッチンにあるハーブなど、身近な素材を使うだけで気持ちの伝わる贈り物になりそうです。今回は、クリスマスのラッピングを例に、スタイリストの南雲久美子さんに教えてもらいました。

 

アイデア1:小さなカードやタグを添える

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「Merry Christmasと書いた小さなカードやタグを袋の入れ口側に引っかけたり、リボンの端に貼るだけでOK。手書きの文字が、心を和ませてくれるはずです」(南雲さん)

クリスマスに限らず、どんなシーンでも手書きのカードがついているだけでグッとあたたかい雰囲気になりますよね。相手に贈りたい気持ちをカードに添えてみてください。

 

アイデア2:ボタンを使って

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「糸をボタンに通して、箱に2周巻きつけてから、蝶結びにすれば、雑貨っぽさのあるかわいいラッピングになります。クリスマスのときだけでなく、ちょっと何かをプレゼントするときにもおすすめです」(南雲さん)

シンプルな箱にキュートなアクセントになりそうです。かわいいボタンを見つけたら、ラッピング用に買っておくといいかもしれません。また、着古した洋服も個性的なボタンなら捨てる前にとっておくというのもいいですね。

 

アイデア3:布を貼る

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「箱の上面よりひと回り小さく切った布を、両面テープで貼るだけ。布は、クリスマスらしい色や柄のものをチョイスして。シンプルな箱でも、こうすればクリスマス感がグーンとアップします」(南雲さん)

布の柄や貼り付ける面積でプレゼントのイメージが随分と変わりそうです。プレゼントを贈る相手の好みやイメージを想像しながら布を選ぶのも楽しいですね。

 

アイデア4:ローリエの葉を貼る

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「ローリエの葉に文字(NOELやChristmasなど)のスタンプを押します。プレゼントをする箱の上面に両面テープで貼ったり、リボンの間にはさんだりと、様々な使い方ができます」(南雲さん)

ローリエの和名は月桂樹。欧米では「幸福を呼ぶ枝」とも言われ、クリスマスの妖精を呼ぶために教会の飾りとして使われていたのだそう。また、肉の臭みを消す働きがあるから、常備ハーブとしてキッチンに置いているご家庭も多いかもしれませんね。いつもはキッチンの棚にしまわれたままのローリエも、クリスマスにはラッピングアイテムとして活躍しそうです。

 

アイデア5:英字プリントの紙を貼る

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「くくってあるひもの上に、小さくカットした英字プリントの紙をのりで貼るだけでOK。印象がガラッと変わり、おしゃれになります。シール感覚で、手軽にペタッと貼って楽しんでみて」(南雲さん)

外国に旅行に行ったときに買った現地発行の雑誌や、英字のフリーペーパーを手元にとっておくといいですね。ほかにも、チラシやスーパーの紙袋などの英字を切り取れば、ラッピングのアクセントに使えそうです。

 

アイデア6:木の実を添える

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「木の実パーツ(ワイヤーがついたもの)をいくつか、ワイヤーを糸で束ねて、小さなブーケのようにします。ワイヤーの部分をリボンに引っかければ、グッとナチュラルな雰囲気になります」(南雲さん)

木の実パーツの代わりにフラワーモチーフを使えば、季節を問わず華やかな雰囲気のラッピングになりそうですね。

 

この記事は『はんど&はあと』2008年12月号P70を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
ラッピング・タグ製作者:南雲久美子

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