不器用さんでも簡単!「ヨーヨーキルト」でかごカバーを作ろう

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円形に切った布の端をぐし縫いして、丸く縮めたヨーヨーをつなげて作るヨーヨーキルト。端切れで作れますし、ぐし縫いは細かすぎないようがかわいいヨーヨーになるので、不器用な方でも気軽にチャレンジできますよ。ヨーヨーひとつならヘアゴムやブローチにアレンジできますし、たくさんつなげて小物を置くマットやかごカバーにもなります。ここでは、同じサイズのヨーヨーを23枚つないで作る、ひし形のかごカバーの作り方を紹介します。花柄の端切れの色に合わせてほかの端切れを選び、統一感を出しています。まずは、ヨーヨーの作り方とつなぎ方をチェックしましょう。

「ヨーヨーキルト」基本の作り方はこちら

「ヨーヨーキルト」のつなぎ方はこちら

ヨーヨーをつなげて作る「ひし形のかごカバー」の作り方

【材料・道具】
・端切れ(好みの色柄を4種) 約9cm×9cmを23枚
・幅1.5cmのリボン(端切れの1種と同色) 38cmを2本
定規、ペン型チャコ、裁ちばさみ、縫い針、縫い糸、糸切りばさみ、まち針

【作り方】
※単位はcm。
※型紙を事前に準備。直径7.5㎝の丸い型紙。
1.①端切れのそれぞれの裏側に直径7.5㎝の丸い型紙を当て、でき上がり線を引く。縫い代を0.5cmつけて裁つ。

②ヨーヨー(でき上がり寸法:直径約3.7cm)を23枚作る。
「ヨーヨーの作り方」参照

2.ヨーヨーを、図のように、絞った面を表側にしてつなぐ。
下記「ヨーヨーのつなぎ方」参照
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3.リボン2本をそれぞれ蝶結びし、図のように縫いつける。

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ヨーヨーキルト作品をうまくまとめる布柄の選び方

端切れで作ったヨーヨーをつなげてできるヨーヨーキルト作品。色や柄の組み合わせを考えるのも楽しいですね。初心者なら、同系色でまとめるとうまくいくでしょう。また、色みの濃淡や柄でアクセントをつけると作品に表情がでます。無地や無地に近い小さな水玉の柄布は、柄布どうしをつなげる役割の便利な布です。ストライプやチェック柄は、方向性がでるので作品のアクセントになります。白地の多いプリント柄の布は、ワンポイントで使えば作品に明るさが加わるでしょう。地の色が多めの大柄な柄も、さし色を加えたいときに便利です。
例えば同じピンクでも、さまざまな色みがありますので、布を選ぶときには色みを揃えるとうまくまとまります。手元にあるのがプリント柄の端切れだったら、その柄の中にある色と同じ色みの別布を使うという具合です。
ヨーヨーができたら、つなげる前に並べて全体のバランスを確認してみてください。組み合わせをあれやこれやと考えるのも、きっと楽しい時間です。

 

 

この作品は、2012年2月号『はんど&はあと』P21の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:小幡小織(おばたさおり)http://www.panieraouvrage.com/

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