手作りなんでも相談室Vol.3 教えて!ミシンの選び方

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いざソーイングを始めると、糸や針の選び方、ミシンの上手な使い方…わからないことがいっぱいですよね。そこでソーイング初心者から寄せられた疑問に、手芸家のせばたやすこさんが答えてくれました。これで布小物や洋服作りから子どもの園グッズまで、どんどんチャレンジできますよ!

 

今回の疑問は「ミシンの選び方」。

Q1.初めてミシンを購入するときのポイントは?
ミシンを買いたいのですが、様々な機能があって、どんなものを買えばよいのかわかりません…。

A.機能と付属品をチェックしましょう。
はじめて購入するミシンに、あった方がよいと思われる機能や付属品をお教えします。参考にして、選んでみてください。

上糸調子ダイヤル(またはボタン)がついているもの
ミシンは、上糸と下糸がからみ合って縫い目を作ります。両方の糸調子が同じ強さでないと、きれいな縫い目になりません。布の質や厚さによって、からみ合う強さ=糸調子が替わるため、布や糸を変えるたびに試し縫いをして上糸調子を調節することが必要です。縫う布に合った糸調子を自動的に選んでくれる自動糸調子の機能がついているものでも、機能を過信せずに、必ず試し縫いをするようにしてください。
ソーイング-11

 

ジグザグ縫いやボタン穴かがりなどがついているもの
布端の始末には、ジグザグ縫いが欠かせません。また、ボタン穴かがり(ボタンホール縫い)や返し縫い機能があると便利です。
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フットコントローラー
ミシン本体の手元操作に代えて、足元での、スタートとストップの操作や速度調整をします。両手で布をしっかりと押さえて縫うことができるため、初心者には、特におすすめです。オプションで購入する場合が多いです。
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針板のまわり部分(ワークスペース)の広さも、選ぶポイントに
主に、ポーチやコースター、ランチョンマットなどの小さなサイズのものを縫うのであれば、針板のまわり部分(ワークスペース)が、コンパクトなサイズのもので問題ありません。洋服や大ぶりのバッグ、カーテンなど、大きなものを縫うことが多いのであれば、大きな布をきちんと押さえて縫い進められるスペースがあるものを選びましょう。

 

 

 

この内容は、2012年2月号『はんど&はあと』P71の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
監修:せばたやすこ http://nelie-rubina.com/

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