マンネリファッションのアクセントになる 2 種類のブローチの作り方

sg_043p_03

白いブラウスやシャツ、ストールや帽子などの定番ファッションアイテムは、使い勝手がいいので、気に入った一枚をつい何度も着まわしてしまいますね。でもふと、なんだかメリハリがない気がすることってありませんか?そんなときには、簡単にできる手作りアクセサリーをプラスして、いつものスタイルに変化をもたせましょう。
今回紹介するのは、ボタンやアクセサリーパーツを、接着剤でピンにつけるだけの簡単なアクセサリーの作り方。冬ならコートやセーターにつけても◎ですよ。
ひとつめはハットピンで作るブローチ。ハットピンとは帽子に留める金具のことで、ブローチとして使うこともできます。ふたつめはストールピンとも言われるカブトピンで作るブローチ。ストールや巻きスカートなどの端を留めるのによく使われます。
好きな素材を組み合わせて、ファッションのアクセントになるような素敵なブローチを作ってくださいね。

sg_043p05_03

「ハットピン・ブローチ」の作り方

【材料・道具】(1個分)
・ハットピン(好みの色)1本
a直径2.4cmのアクセサリーパーツ(ピンク)、直径5mmのビーズ(シルバー、アンティークゴールド) 各1個、
直径8mmのビーズ(ゴールド)
b1.3cm×2.1cmのアクセサリーパー(白&茶色)、直径5mmのウッドビーズ、直径6mmのビーズ(シルバー)
※アクセサリーパーツまたはビーズは、ハットピンの針(直径約0.2cm)が通る穴の大きさのもの。
接着剤(クリアタイプ)、定規

【作り方】※単位はcm。
ハットピンに接着剤をつけアクセサリーパーツやビーズを通し、バランスをみて好みの位置で固定する。

p43-[更新済み]_03

丸皿つきハットピンの場合
一番大きなアクセサリーパーツの裏側(ボタンでもOK)を丸皿に接着剤で固定してから(固定する位置は好みで調節する)、キャッチをはずし、下からビーズを通して接着剤で固定する。

p43-[更新済み]_06

 

「カブトピン・ブローチ」の作り方

【材料・道具】(1個分)
・カブトピ ン(好みの色)1本
c直径20mmのウッドボタン、直径1.5cmの花形ボタン、(アンティークシルバー)、直径6mmのパールビーズ(白)、幅1cmのレーステープ(サンドベージュ)16cm、幅0.7cmのレーステープ(白)12.5cm、麻ひも(生成り)24cm
d直径2.7cmのボタン (白×ネイビー)、直径5mmのビーズ(パール・白、ゴールド、パール・ネイビー)各1個
接着剤(クリアタイプ)、定規

【作り方】※単位はcm。
カブトピンのバネの部分に、ボタンを接着剤で固定する。ボタンには、ビーズやレースなどを接着剤で固定。

cの場合

1.直径2cmのウッドボタンに、幅1cmのレーステープ、幅0.7cmのレーステープ、端を2cmずらして二つ折りにした麻ひもの順に、それぞれを接着剤で図のように固定する。

2.花形ボタンの上にパールビーズを接着剤で固定し、 1の中央に接着剤で固定。

3.カブトピンのバネの部分に、2を接着剤で固定する。

p43-[更新済み]_11

 

 

パールビーズのいろいろ

今回「カブトピン・ブローチ」では、花形ボタンの上にパールビーズを使いました。パールとは真珠のことですが、パールビーズといえば普通、ガラスやアクリルなどを加工して真珠のように作ってあるもののことを言います。本物の真珠に穴をあけたパールビーズは、淡水パールビーズと言います。淡水パールビーズは自然に生息する貝から採れるものなので、形や色が不ぞろいです。パールネックレスを作る場合には、できるだけ同じような色や形のものを選んで作ることが多いですが、逆に色や形を不ぞろいにしてナチュラル感を活かしたデザインにしてもいいでしょう。ビーズアクセサリーを作るとき、主役にも脇役にもなる便利なパーツがパールビーズ。ブローチをつくるのと合わせて、お揃いのネックレスを作ってみてもよさそうです。

 

 

 

この作品は、2010年1月号『はんど&はあと』P43の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:南雲久美子

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る