- 2015-4-20
- はんどカフェBlog
洋服を買ったときについている予備のボタンや、古いシャツやコートがおうちに眠っていませんか? そんなボタンを使って、1個でできるリメイクアクセサリーの作り方を紹介しましょう。ボタンは形がシンプルなので、アクセサリーにすると、気負わずにさらっとつけることができます。
ボタンを使ったアクセサリー基本の作り方
【作り方】
1. 革ひもの片方の端を一度結んで、ボタンが通る大きさの輪を作る。
<結び方>
矢印のようにひもを通したら、輪の大きさを調節しながら、◆を矢印の方向に、引き締める。
2.ベルト
ボタンに通る太さの革ひもをボタンの穴に通してから、3mmの革ひもに結んでとめる。ボタンの位置を動かせるように、少し余裕を持って結ぶ。結んだ革ひもの端ははさみでカットする。
3.もう一方の端をひと結びする。
4.一度、ボタンを1の輪に通してみて、ボタンの位置をちょうどよいところに移動させる。※左側の革ひもの長さが余って気になるようなら、好みの長さに調節したあと、ボタンの近くで結び直し、端の余ったところをはさみで切ってもよい。
ブレスレット
夏はもちろん、季節を通してつけられるのも魅力のボタンを使ったブレスレット。ブレスレットとチョーカーというように、組み合わせてつけても素敵。
【材料・道具】
貝ボタン(直径2cm)1個、革ひも(ボタン穴に通る太さのもの)30〜40cm、はさみ
※手首の太さに合わせて調節する。
帽子アクセサリー
麦わらや、コットンの帽子にもぴったりなボタンを使ったアクセサリー。ボタンがサイドにくるようにコーディネートしてください。
【材料・道具】
貝ボタン(直径3cm)1個、革ひも(ボタン穴に通る太さのもの)85cm、はさみ
ベルト
少したらすような感じにゆるく巻いて。ウエストマークですっきり見えます。
【材料・道具】
貝ボタン(直径3cm)1個、革ひも(ボタン穴に通る太さのもの)20cm、はさみ
チョーカー
【材料・道具】
貝ボタン(直径2cm)1個、革ひも(ボタン穴に通る太さのもの)80cm、はさみ
※首に2回巻きつけてから、ボタンの位置を調節し、輪の中にボタンを入れる。
今回はナチュラル感のある貝ボタンを使いました。貝ボタンはシェルボタンとも言い、貝を加工して作ったボタンです。1950年代以前のシャツなどに多く見られる、贅沢なパーツなのだそうです。ひとつひとつ手作業で作る貝ボタンは、大量生産できるプラスチックボタンと違って大変高級です。また耐熱性はありますが、耐久性が弱いという特徴があります。なによりも貝は天然素材ですので、ふたつと同じものがないというのも魅力ですね。アクセサリーの主役にするなら、貝や木などのナチュラル素材のボタンを選ぶとよさそうです。
この作品は、2005年5月号『はんど&はあと』P71の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:青木恵理子