まるでお店で売ってるあのお菓子!チョコをまとったロングビスケットレシピ

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細長いビスケットに半分だけチョコを浸したこのルックス…そう、「誰もが知っているあのお菓子にそっくりなスイーツを作ってみましょう。」

ビスケット生地を棒状に伸ばして焼いて、持ち手を残してチョコレートでコーティングします。いちごミルク味はホワイトチョコレートにフリーズドライのいちごをプラスして、かわいらしいピンク色に仕上げました。見ためがキュートな上に食べやすいので、ホームパーティーでは注目のお菓子になりそうですよ。このお菓子に合わせるドリンクは、ハニーミルクティーがおすすめ。濃いめにいれた紅茶に、温めた牛乳をたっぷり入れて、はちみつを小さじ1程度入れたカップに注ぎます。ゆっくりかき混ぜてから飲んでください。はちみつは好みで加減してくださいね。

またホームパーティーで余ったら、袋に入れてお客様に持ち帰ってもらいましょう。かわいい見た目をいかして、透明セロファンを使った中身が見えるラッピングがよさそうです。

 

「いちごミルク&ホワイトロングビスケット」の作り方

いちごミルク味にはフリーズドライのいちごを使います。フリーズドライとは急速冷凍したフルーツを真空状態にして脱水する方法の製菓材料です。いちごのほか、マンゴーやパイナップルなども売っているので、好みのものを使ってアレンジを楽しんでもいいでしょう。

また、今回はベーキングソーダを使いました。ベーキングソーダとは重曹のことで、よく耳にする「ベーキングパウダー」は効率よく膨らませるために重曹にクエン酸などを混ぜたものです。ベーキングソーダを使うと色が黄色っぽくなるので、白く仕上げたいスポンジなどはベーキングパウダーを使うことのほうが多いようです。

 

【材料】(長さ20cmのビスケット16本分)

ビスケット生地
・バター…40g
・三温糖…40g
・塩…ひとつまみ
・薄力粉…130g
・牛乳…大さじ2と1/2
・ベーキングソーダ…2g(小さじ1/3)
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・ホワイトチョコレート(製菓用)…100g
・フリーズドライいちご…2個
※フリーズドライいちごは、いちごをフリーズドライ製法で乾燥させたもの。大型スーパーなどで購入可。

 

【下準備】

●バターは室温に戻す。
●ベーキングソーダを牛乳で溶く。
●天板にオーブンペーパーを敷く。

 

【作り方】
1.ビスケット生地を作る。ボウルにバターを入れ、ゴムべらでクリーム状に練る。さらに三温糖と塩を入れて混ぜる。

 

2.薄力粉を加えて混ぜ、ぽろぽろした状態になったら、牛乳で溶いたベーキングソーダを加えて、手で混ぜてまとめる。

 

3.2を16等分する。台の上で、ひとつずつてのひらで転がしながら、長さ約20cmの棒状にのばす。オーブンペーパーを敷いた天板に、1本ずつ間をあけて並べ、上からラップをして冷蔵室で約1時間休ませる。オーブンを160°Cに予熱する。

 

4.160°Cのオーブンで、約15分焼く。焼き上がったら金網などの上に取り出し、粗熱をとる。

 

5.ホワイトチョコレートは包丁で細かく刻み、ボウルに入れる。湯せんにかけて(鍋などに約60°Cの湯を入れ、ボウルの底を当てる)、なめらかになるまで溶かす。

 

6.4のビスケットに、5のホワイトチョコレートをスプーンですくいながら、1本につき長さの半分くらいまでかけ(a)、オーブンペーパーの上に置く。8本つけたら、残りのホワイトチョコレートに、フリーズドライいちごをつぶして加えて混ぜ、ピンク色のチョコレートにする。同様に、残りの8本のビスケットにかけ、オーブンペーパーの上に置く。冷蔵室に入れて冷やし、乾かす。

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この作品は、2006年5月号『はんど&はあと』P13の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:本間節子

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