裂き布の無造作な雰囲気が◎!「結ぶだけシュシュ」の作り方

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必要な長さの布を用意したら、あとは結んでいくだけという簡単なシュシュの作り方を2つ紹介します。ひとつめは、短い布をたくさん用意して、輪にしたゴムに結びつけていく「ふわふわシュシュ」。端切れで簡単にできる上にボリューム感たっぷりのシュシュです。2つめは、ひも状に長く作った布で結んでいく、ねじれ目がクルーラードーナツのようなシュシュです。結び終わりの布が、ひらりと春風になびきます。

 

「ふわふわシュシュ」(写真右)の作り方

【材料・道具】
・木綿地(ベージュ地にピンク系の花柄)8cm×70cm
・綿ローンレース地 8cm×70cm
・幅2cmのトーションレース 120cm
・直径0.3cmの丸ゴム 20cm
ペン型チャコ(消えるタイプ)、裁ちばさみ、定規

【作り方】
※単位はcm。
1.木綿地と綿ローンレース地に図のように線を引き、それぞれ35枚にカットする。トーションレースは 8cmごとに15枚にカットする。
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2.丸ゴムの端どうしを2回結んで輪にする。
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3.2の丸ゴムに、2種類の生地とレースを1周、きつくひと結びしていく。
※隙間なく結ぶと、きれいに仕上がる。
※木綿地2枚、綿ローンレース地2枚、トーションレース1枚を1回分とし、15回分と余りをバランスよく結ぶ。
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「クルーラーシュシュ」の作り方

【材料・道具】
・木綿地(黄緑に白の水玉) 86cm×4cmを2枚
・ダブルガーゼ地(茶色) 86cm×4cmを2枚
・幅1.5cmのトーションレース 170cm
・直径0.3cmの丸ゴム 30cm
ミシン、ミシン糸(生地と同色)、糸切りばさみ、定規、裁ちばさみ、アイロン、アイロン台

【作り方】
※単位cm。
1.木綿地2枚を、それぞれ片方の端どうしを中表(布の表側どうしを合わせる)にして、端から1cmのところを縫って170cmの長さにする。縫い代を割る。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫い。
※ダブルガーゼ地も同様に作業する。
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2.①1の木綿地とダブルガーゼ地の片方の端どうしを中表に合わせてトーションレースを図のようにはさみ、端から1cmのところを縫う。
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②トーションレースをダブルガーゼ地側に倒して、縫い代を割る。
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3.①2のはぎ目の裏側に丸ゴムをのせ、トーションレースをダブルガーゼ地に沿わせて、はぎ目の左右の生地を1回結ぶ。表側とする。
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②①の結び目の裏側で連なるように1回結ぶ。結ぶ位置を交互に180度替えながら、結び目の列が20cmくらいになるまで、これを交互に繰り返す。
※必ず木綿地が上にくるように、結ぶ向きを揃える。
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クルーラーシュシュはプレゼントリボンにしても

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お酒好きが集まる春のホームパーティーに、スパークリングワインやシャンパンを手みやげにする機会が多いかもしれません。そんなときに、リボン代わりに手作りシュシュを使っても、気持ちのこもったプレゼントになりそうです。

ワインのなかでも発泡を加えたものをスパークリングワインといいますが、なかでもフランスのシャンパーニュ地方で限られたブドウ、製法で作られたもののみをシャンパンと呼びます。ちなみにフランスのシャンパーニュ地方以外で作られた発泡性ワインのことは、「ヴァン・ムスー」と呼ぶのだそうです。

発泡性のワインは軽く冷やして飲むのがいちばんおいしいそうで、辛口のシャンパンは8度前後、甘口は4度前後が適温だともいわれています。またシャンパンはフルーツとの相性がよく、なかでもいちごとの相性のよさはよく知られているところ。いちごのフレッシュな甘酸っぱさが、きりりとしたシャンパンのおいしさを引き立ててくれるのだとか。

春のホームパーティーには、シャンパン×フレッシュいちごの組み合わせで手みやげにするのもいいですね。そのときのはぜひ、手作りシュシュでボトルを飾ってくださいね。

 

 

 

 

この作品は、2012年3月号『はんど&はあと』P32の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:内田瑞恵

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