クリスマスに食べたい野菜たっぷり「リース風バーニャカウダ」の作り方

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最近、日本でも人気のバーニャカウダ。クリスマスディナーのテーブルなら、リース風にサーブしてみるとクリスマス感がぐんとアップします。ドアや壁に飾るリースは魔除けの意味もあるそうで、丸い形から「尽きることがない」という気持ちが込められているのだとか。リースは古くは結婚式やお祭りのときにも用いられていましたが、1800年ころからクリスマスにも使われるようになったと言われています。クリスマスに一家が揃って囲む食卓には、そんなリースをイメージさせる盛りつけで気分を盛り上げてみてください。
丸いお皿の真ん中にバーニャカウダソースを置いて、周りにぐるりと野菜を散らします。「バーニャ」とはイタリア・ピエモンテ州の言葉で「ソース」、「カウダ」は「熱い」を意味するのだそうです。アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルで作ったソースを、野菜にたっぷりつけていただく料理です。ソースは熱々でも、冷めてもおいしいです。野菜は彩りのいいパプリカやかぼちゃ、ブロッコリーなどのほかお好みで準備してください。

 

「リース風バーニャカウダ」レシピ

【材料】(4人分)

・ラディッシュ…4個
・セロリ…1/2本
・パプリ カ(オレンジ色、赤 )…各1/2個
・ブロッコリー…1/2株
・カリフラワー…1/2株
・かぼちゃ(種とワタを取った状態  )…1/8個
・いんげん…4本

A
●おろしにんにく…3片分
●アンチョビペーストまたはアンチョビのみじん切り…大さじ2
●オリーブオイル…大さじ3

・生クリーム、豆乳…各100ml
・おろしチー ズ(グリエールなど 。ピザ用チーズでもOK)…60g
・塩、こしょう…各適量

【作り方】

1.ブロッコリーとカリフラワーは小房に分け、かぼちゃは食べやすい大きさに切り、筋をとったいんげんと一緒に、熱湯でかためにゆでる。セロリは葉をちぎり取りながら筋を取り、パプリカはヘタと種を取る。ゆでた野菜以外を、食べやすい大きさにカットする。

2.小鍋にAを入れ、弱火にかける。香りが立ってきたら、生クリームを加え、木べらでよく混ぜる。ひと煮立ちしたら、おろしチーズと豆乳を加えて、よく混ぜる。再び煮立ったら火を止め、塩、こしょうで味を調える。

3.2を器によそって丸皿の真ん中に置きま、わりに、1を並べる。
クリスマスディナーには、うっすらピンク色に色づくこんなドリンクで乾杯するのも楽しいですよ。
料理
ラズベリーと、ケーキやアイスクリームのトッピングに使われるアラザンを用意します。グラスにラズベリー2個とアラザンを少量入れて、シャンパンを注ぎましょう。お子さん用には、ソーダや炭酸水でも構いません。ふわふわ浮き沈みするアラザンが楽しい気分にしてくれます。
※使用するラズベリーによって色づき具合が異なります。

 

 

 

この作品は、2009年12月号『はんど&はあと』P31の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
調理・スタイリング:星谷菜々

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