クリスマスに!スノーマンポテトとホタテのピンチョスの作り方

クリスマス料理

子どもが集まるクリスマスパーティーには、遊び心いっぱいのサイドメニュー「スノーマンポテト」を作ってみましょう。マッシュポテトを丸めてふたつ重ね、スモークサーモンと生ハムでスカーフを巻いたスノーマン風に仕上げます。さらにポテトの中にたらこを仕込んで、見て楽しいだけでなく、食べてもおいしい一皿に仕上げます。もうひとつは、大勢が集まるクリスマスパーティーにぴったりなピンチョスです。

 

「スノーマンポテト」レシピ

【材料】(4人分)
・じゃがいも (中)…3個
・牛乳…50ml
・バター…20g
・塩、こしょう(白)…各適量
・たらこ…1腹
・スモークサーモン、生ハム…各2枚
・ブラックオリーブ、パプリカ(赤 )…各適量

【作り方】
1.じゃがいもは皮をむき、4等分に切る。鍋に入れてたっぷりの水を注ぎ、中火にかけ、竹串がすっと通るまでゆでる。

2.ざるにあげて水けをきり、再び鍋に戻す。鍋をゆすりながら強火にかけ、水分をとばす。

3.弱火にして木べらで2をつぶし、牛乳を加えて混ぜる。バターを加えて混ぜ、塩、こしょうで味を調える。火から下ろして、冷ます。

4.たらこは、薄皮をむき、4等分にする。3を4等分にしてから、それぞれを3等分にする。3等分した2/3量の方は、ひとまとめにしてから真ん中にたらこを入れて(写真)、丸める残りの1/3量の方も、丸める。

5.オリーブは0.5cm四方、パプリカは0.5cm四方または1辺が0.5cmの三角形にカットする。4の小さい方にスモークサーモンまたは生ハムを巻きつける。

6.4の大きい方に、スモークサーモンまたは生ハムを巻きつけた小さい方をのせ、オリーブを目、パプリカを口に見立 ててくっつける。
マッシュポテト

 

じゃがいもといえば男爵とメークインが二大品種として有名ですが、ポテトサラダに向くのはほくほくした食感が特徴の男爵です。ポテトサラダやコロッケなど、加熱してつぶす料理に向いています。縦に長くしっとりした食感のメークインは、炒め物のほかカレーやシチューなどで煮込んでも煮崩れしにくいと言われています。ほかにも最近ではさまざまな品種のじゃがいもが店頭に並んでいますよね。黄色っぽい果肉が特徴のキタアカリは、北海道生まれのじゃがいも。男爵よりも甘みが強くほくほくした食感なので、じゃがバターやフライドポテトなどのシンプルな調理法の料理に合うのだとか。同じく黄色い色が特徴のインカのめざめは、南米のアンデス地域の在来種とアメリカ品種との交配で生まれたじゃがいもです。煮崩れがしにくくて加熱しても色がキレイなため、シチューや煮物に好まれます。今回のスノーマンポテトには、いつものポテトサラダと同じ、男爵を使うのがいいかもしれませんね。

 

「ホタテとグレープフルーツのマリネピンチョス」レシピ

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【材料】(4人分)
・ホタテ(貝柱 )…8個
・塩、こしょう…各適量
・プチトマト…8個
・グレープフルーツ(ルビー)…1個

A
・ディル(なければパセリでもOK)のみじん切り… 小さじ2
・はちみつ…小さじ2
・塩、こしょう…各適量
_______________
・ブラックオリーブの輪切り…16枚
・オリーブオイル、塩、ローズペッパー(粗挽き/なければふつうのこしょうでOK)…各適量

【作り方】
1.グレープフルーツは薄皮をむき、ひと房を1/2〜1/3にカットする。Aの材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。

2.ホタテに、塩、こしょうをふる。フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、ホタテとプチトマトを加え、サッと炒める。1に移し、和える。

3.ホタテとトマトは、それぞれ、半分にカットする。つまようじに、オリーブの輪切り、トマト、グレープフルーツ、ホタテの順に刺す。

4.器に並べて2の汁を適量かけ塩とローズペッパーをふる。

 

香りづけとしても存在感のあるディルは、魚との相性がいいと言われています。ヨーロッパでは古くから栽培されているハーブで、日本には江戸時代の初期から薬として使われ始めたそうです。スモークサーモンとの相性もよく、さわやかな香りとほんのりとした苦味がいいアクセントになりますよ。

 

 

 

この作品は、2009年12月号『はんど&はあと』P30の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
調理・スタイリング:星谷菜々

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