入園式にぴったり、胸元に華やかさを演出する「コサージュ」

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入園が決まったら、子どもの入園グッズの用意で大忙しですが、お母さんの入園式ファッションの準備も大切ですね。子どもにとっては社会生活の始まりの日です。祝福にふさわしいママファッションで、子どもをお祝いしてあげましょう。入園式ファッションと言えば、元モーニング娘の辻希美さんや宮沢りえさんなど、芸能人ママのファッションが注目されたこともありました。入園式の主役は子どもですから、流行のファッションや目立つような派手さは不要です。椅子に着席しての記念撮影がある場合もありますから、短かすぎるスカートは避けた方がいいでしょう。また派手なアクセサリー、ゴージャスなヘアスタイルも入園式のフォーマルな雰囲気には合いません。洋装なら無地のスーツやワンピースで、春らしい明るいカラーを選ぶといいですね。そこに、パールネックレスやコサージュをワンポイントにあしらうだけで、ぐっとフォーマル感が増します。園によってママのファッションもさまざまという場合もあるようですので、例えば上のお子さんが同じ園に通うお母さんが近くにいるなら、入園式のときの写真を見せてもらうといいかもしれませんね。

 

入園式や入学式、慶事の装いに欠かせないコサージュ

上にお子さんがいる場合は、スーツは新調せずにコサージュだけを変えるというお母さんもいるようです。また、手持ちの明るい色のワンピースにコサージュをプラスするだけで一気に華やかなムードになりますから、わざわざ洋服を新調しなくていいという方もいらっしゃるでしょう。その場合、手持ちのスーツやワンピースに合ったコサージュを見つけるのが、意外と難しかったりするようです。そういうときは、手持ちの洋服に合った色のリボンを使ってコサージュを手作りしてみましょう。サテンやレース、ラメ入りのリボンを使うと上品で華やかな仕上がりになります。

 

入園式コサージュの作り方

※「はんど&はあと」2013年3月号キットの、コサージュプレートを使ったナチュラルコサージュの作り方を紹介しています。コサージュプレートは市販されていますので、そちらをご使用ください。

フォーマルコサージュ

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【材料・道具】
<ピンク系>
・幅2.8cmのシルクサテンリボン(薄ピンク)90cm
・幅1.5cmのレースリボン(薄ピンク)70cm
・幅0.4cmのラメ入りリボン(白)40cm
・造花用のペップ(白)15本
・フェルト(白)3.5cm×3cm

<ブラック系>
・幅2.8cmのサテンリボン(黒・ワイヤー入り)90cm
・幅1.5cmのレースリボン(黒)70cm
・幅0.4cmのラメ入りリボン(シルバー)40cm
・造花用のペップ(シルバー)15本
・フェルト(黒)3.5cm×3cm

<共通>
・コサージュプレート大(星形)
・コサージュピン長さ2.5cmを1個
縫い糸(白または黒)、縫い針、定規、ペン形チャコ、裁ちばさみ、糸切りばさみ、ボンド

 

【作り方】
1.サテンリボンの幅を端から手で半分に折り「ナチュラルコサージュ」の作り方215と同じ要領で作業する。

2.レースリボンの幅を端から手で半分に折り、「ナチュラルコサージュ」の作り方1617と同じ要領で作業する。ただし、真ん中の穴に差し込んだレースリボンの端は、コサージュプレート大の縁より15cm長く残しておく。

3.12の巻き終わりの端どうしを2回結ぶ。

4.ペップ15本を束ねて半分に折って糸で結んでとめ、針に糸を通して下端を巻いてとめる。糸は切らずに針をつけたままにしておく。
P18-3修正

P18-2修正

5.サテンリボンの花びら1枚に、4の糸を巻きつけて縫いとめる。
P18-4修正

6.「ナチュラルコサージュ」の作り方22と同様にして、サテンリボンとレースリボンの結び目に、ラメ入りリボンを蝶結びする。

7.「ナチュラルコサージュ」の作り方2325と同様に作業する。
※ただし、25ではレースリボンの端は真横に切る。

 

この作品は、2013年3月号『はんど&はあと』P9.18の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:南雲久美子

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