エコクラフト(R)でできる「ブルーのバスケット」の作り方

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誰でも簡単!エコクラフト

エコクラフトとは、牛乳パックなどの再生紙でできたハマナカ株式会社のクラフトテープのこと。エコクラフトをプロセス通りに編んでいくだけで、素敵で便利なカゴやバッグが作れ、誰でも簡単にチャレンジできる手芸です。編み目が空気を通すので通気性がよく、ダイニングテーブルの上についつい置きっぱなしにしてしまう食べ物などをまとめておくのにも便利です。また、高さを低くしてスパイスボックスにしたり、細長い形に編んでカトラリー入れにしたり、使い方は自由自在。色やデザインを揃えて作れば、キッチンやダイニングを素敵にコーディネートできそうです。
ここで紹介するのは、ブルーをベースに白のラインがさわやかな印象の、夏にぴったりなバスケット。例えば夜寝る前に、このバスケットに紅茶のティーバッグやコーヒー豆、マグカップなどを収納しておきましょう。目覚めてすぐに飲みたい紅茶やコーヒーを淹れるときに、道具がひとつのバスケットにまとまっていれば、効率よく家事をすることができます。また、お子さんのいる家庭なら、冷蔵保存が不要なおやつを入れる「おやつボックス」にしてもいいでしょう。「今日のおやつはこのカゴに入っている分だけ」というルールにすれば、おやつを食べすぎて夕食が食べられないということも防げそうです。こんな素敵なバスケットがあれば、おやつの時間が楽しみなるかもしれません。

 

エコクラフトの基本をおさえましょう

エコクラフトは12本の細いひも状の紙テープを加工して、幅約1.5cmの平たいテープになっています。そのまま使ったり、1本を数本に裂いて自由な幅のテープを作ることができます。この幅の違うエコクラフトを編んでいくことで、デザインに違いを出すことができるのです。まずはエコクラフトの裂き方のほか、整理の仕方やキレイに編むコツなどを知っておきましょう。
>>初めてでも簡単!エコクラフト(R)で作るバスケットの基本の「き」

今回の作品はブルーをベースにした配色ですが、ブルーをピンクや茶色などに変えると、また雰囲気ががらりと変わります。好きな色のエコクラフトを使って、自分好みのバスケットを作ってみてください。

 

エコクラフト ブルーのバスケットの作り方

【材料】
ブルーのバスケット
エコクラフト30(パステルブルー/118) 1巻き(30m)
エコクラフト(白/2) 1巻き(5m)
【道具】
「基本のバスケット」の道具参照

【カット図】
※単位はcm。

パステルブルー
「基本のバスケット」のカット図ABDと同様
ABDのほかに、⑬編みひもc/3本幅 880cm×2本⑭編みひもd/3本幅660cm×2本を用意する
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⑮編みひもe/2本幅 440cm×2本⑯編みひもf/2本幅 110cm×2本
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【作り方】
1.「カット図」を参照して、エコクラフトを指定の長さにカットし、必要な本数に裂く(「エコクラフトの基本」裂き方参照)。

2.底を作り、側面は⑥編みひもbで1段編みを1回編む(「基本のバスケット」の作り方2〜13参照)。

3.続けて、バスケットの側面を編む。
⑮編みひもe2本で追いかけ編み(基本のバスケット14〜16参照)を4周(8段)編む。続けて、⑭編みひもd1本ずつをつなげて(編みひものつなぎ方参照)、追いかけ編みを6周(12段)編む。編みひもf1本ずつをつなげて、追いかけ編みを1周(2段)編む。最後に⑬編みひもc1本ずつをつなげて、追いかけ編みを8周(16段)編んでとめる(基本のバスケット18参照)。

4.縁の始末をし、持ち手を作ってつける(基本のバスケット19〜36参照)。

 

 

 

※「エコクラフト(R)」はハマナカ株式会社の登録 商標です。本文は(R)を省略しています。

この作品は、2008年6月号『はんど&はあと』P54、57の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:荒関まゆみ(あらせきまゆみ)http://www5a.biglobe.ne.jp/~hpkoto/

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