消しゴムはんこを使って秋のお便りをだそう

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運動会や幼稚園バザーのお便りを作るとき、消しゴムスタンプがあれば秋らしいお知らせになりますよ。秋の味覚のキノコやドングリは簡単なシルエットなので、消しゴムスタンプにぴったり! お便りのほかにも、掲示物やメッセージカードを秋らしく演出することができます。例えばたくさんのどんぐりが落ちているようにスタンプするには、重ね押しをします。そのときは、一度スタンプをしてから完全に乾くまで待つのがポイントです。
最初は薄いスタンプをしておき、上に濃い色を重ねても素敵ですね。

 

消しゴムはんこ 基本の作り方

まずは消しゴムスタンプを作ってみましょう。好きな図案を用意して、秋らしい消しゴムスタンプを作ってみてくださいね。
「秋のラッピングレッスン!消しゴムスタンプでラッピングペーパーを手作り!」

 

秋の代表モチーフ「どんぐり」

「どんぐりころころ、ドンブリコ」の歌いだしてはじまる童謡「どんぐりころころ」。この歌を耳にすると、なんだか秋の景色が目に浮かんできますね。「坊ちゃん一緒に遊びましょう」で締めくくられる一番の歌詞はよく知られていますが、この歌には二番もあります。「どんぐりころころ よろこんで/しばらく一緒に 遊んだが/やっぱりお山が 恋しいと/泣いてはどじょうを 困らせた」というものです。池に落ちたどんぐりとどじょうが出会って一緒に遊んでいたけれど、どんぐりは山の生まれ。「やっぱりおうちに帰りたい」とぐずるどんぐりに、どじょうが困ってしまうという内容です。実はこのあと、「どんぐりが泣いたままだとかわいそう」ということで、どんぐりが無事に山に帰れるという内容の3番目の歌詞が存在するともいわれているそうです。

 

どんぐりと合わせて消しゴムはんこにしたい「きのこ」

どんぐりと同じくらい、消しゴムはんこにぴったりな図案のひとつがきのこです。秋はきのこ狩りを楽しみにしているという人も少なくないでしょう。人工栽培ができず、高い香りとうまみで人々をとりこにする松茸は、日本のきのこ界の王様かもしれませんね。一方世界に目を向けてみると、世界三大珍味といわれるトリュフもきのこの仲間。「黒いダイアモンド」と称される黒トリュフ、それよりもさらに高級なものとされる白トリュフがあり、豊かな香りで世界中の美食家たちを魅了しています。
きのこ類にはエノキやシメジ、マイタケなどいろいろな種類がありますが、消しゴムはんこにはシイタケやマッシュルームが、わかりやすくてよさそうです。

 

 

この作品は、2006年9月号『はんど&はあと』P7の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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