和柄をちょこんと縫いつけるだけ!「和柄コースター」でおうちカフェ

和柄

カフェタイムに和のテイストを取り入れて、涼しさを演出してみませんか?まずおすすめなのが、製氷器に水と一緒にミントの葉を1~2枚ずつ入れて作る「ミント氷」。緑の葉っぱが氷に閉じ込められて、なんとも涼しげです。製氷皿ではなく卵ケースで作ってもかわいくできます。また、テーブルアイテムに和柄を用いるのもおすすめです。たとえば無地の麻布に、手ぬぐいの和柄を切り抜いて縫いつけてみましょう。和柄がアクセントの、涼しげなコースターになりますよ。

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コースターの和柄に使うのにおすすめなのが、写真の手前から青海波(せいがいは)、藍色の豆絞り、波千鳥の手ぬぐい。青海波は波をモチーフに、波頭を幾何学的に表した文様です。波の合間にかわいらしい千鳥が描かれたものを波千鳥と呼び、波を世間にたとえて「大きな波も小さな波も一緒に乗り越えていきます」という意味を表し、夫婦円満の縁起柄とも言われています。ちなみに、かき氷を出すお店の前などでよく見かける旗には、この波千鳥を描いたものが多いのだそうです。夏にぴったりな和柄を使えば、カフェタイムも涼しくなりそうですね。

 

「和柄コースター」の作り方

コースター

【材料・道具】(1枚目)
・麻布(a・b・d白 c紺)25cm×13.5cm
・手ぬぐい 適量
・ミシン糸(a・b・d白、ベージュ/ステッチ用c紺、ベージュ/ステッチ用)
ペン型チャコ、ミシン、縫い針、裁ちばさみ、糸切りばさみ、まち針

【寸法図】
※単位はcm

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【作り方】
※単位はcm
1.手ぬぐいの好きな模様を切り取る。

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2.1を好みの位置に配置し、ぐし縫いで縫いつける。

3.折り山から中表に半分に折り、返し口を残して3辺を縫う。

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4.返し口から表に返し、返し口の縫い代を内側に折り込んで、はしご縫いでとじる。

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日本の伝統文様のいろいろ

日本に限らず伝統的に伝わる文様には、さまざまな意味が込められてきました。その意味を知っておくと、和柄の布を購入するとき、着物や浴衣を選ぶときに楽しいかもしれません。中国で「ボウ」と読む蝶は、八十歳を意味する言葉と同じ音なのだそう。そこで、長寿を表すモチーフとして蝶が使われます。また、トンボは別名「カチムシ」と言われ、「勝つ」の語から縁起がよく、武具の文様として採用されていました。植物の代表文様といえば松竹梅。松は冬にも落葉をしないので長寿をし、天に向かって真っすぐ伸び強い繁殖力を持つ竹は、古くから神聖な植物とされてきました。梅は吉祥の花で、捻梅、八重梅、梅鉢といったさまざまな文様が生み出されました。
江戸時代には、庶民文化の発展、陶磁器や染物の技術の発達と合わせて、さまざまな文様が生まれました。江戸時代を代表する流行文様のひとつに「縞」があります。横縞、縦縞、格子縞すべて含めて「縞」といい、線の太さや間隔、色などが工夫されさまざまなバリエーションの縞文様が生まれました。江戸時代も後期になると、歌舞伎役者が名前にちなんだ模様を考え、役者の名前を冠した縞文様が流行したそうです。
さまざまな意味や由来のある伝統文様を、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

 

 

この作品は、2005年8月号『はんど&はあと』P9、10の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:coucou,me voila!(クークー)

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