- 2014-10-27
- はんどカフェBlog, 作り方
秋に開催されることも多い幼稚園バザー。バザーとは、自宅では不用だけれども、価値のある品物を持ち寄って販売して、収益金を主催団体の運営費用などにあてたり、寄付したりする催しのこと。学校や幼稚園、病院や教会のほか、福祉施設などでも開催されます。
幼稚園ではPTAが主導でバザーを開催することが多く、集まったお金は幼稚園の設備整備に充てたり、絵本などの備品を購入するために使われるそうです。
幼稚園バザーの季節になると、出品するものについて悩むママも少なくありません。出品できるものは主催団体によって異なるので、まずは確認しましょう。手作り品の出品がOKな幼稚園なら、簡単だけどかわいいものを作って出品してみてはいかがでしょうか。今回は、自宅にあるかわいい端切れを使った、素敵なメッセージカードの作り方を紹介します。カードができたら、ラッピングにもひと工夫しましょう。ちょっとしたラッピングアイデアで、売り上げがぐんとアップしますよ。
幼稚園バザーにだせる「カード」の作り方
布を四角く切って紙に貼るだけで、かわいいカードが作れます。着なくなった洋服や、おうちにある端切れが生まれ変わります。
【材料・道具】
端切れ(好みのもの、柄が細かいものが使いやすい) 適量、カード用の紙、両面テープ、はさみ、アルファベットのスタンプ、インクパット(茶色)
※カード用の紙は、50枚が束になっていて200円くらいで販売されているもの。様々な色やサイズがあり、文房具店やクラフト専門店などで購入可。色画用紙でもよい。
※スタンプがない場合は、手書きでもOK。
【作り方】
端切れをはさみで四角にカットし、周囲に両面テープを貼る。カード用の紙の好みの位置に貼る。端切れの近くにスタンプを押す。
端切れをコラージュするときは、色の選び方にコツがあります。2種類以上の布をコラージュする場合は、同系色の柄違いの布を使うと◎。また、今回のカードは四角にカットするのがポイントです。複雑な形でない分、貼りやすいので早く仕上げることができます。
速くて簡単、かわいい!幼稚園バザーラッピング
端切れのコラージュがかわいいカードですから、ラッピングにも簡単な工夫をしてみてください。好みの色の刺しゅう糸を 14cmにカットし、半分に折って、わの近くでひと結びします。カードを透明な袋に入れたら、結んだ刺しゅう糸を、袋にホチキスでとめます。カードにとめてしまわないように注意しましょう。刺しゅう糸は、使った端切れの色と同じものを選ぶとバランスがよくなります。カードのほかにも、中身を見せたいラッピング方法としても応用できますので、幼稚園バザーの作品をつくるときの参考にしてくださいね。
この作品は、2005年10月号『はんど&はあと』P58の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作・ラッピング:小野理絵(おのりえ)