リネンにストライプのバイアスが爽やか!「ボトルカバー」の作り方

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丈夫で肌触りのいいリネンは、普段使いのアイテムにこそ取り入れたい素材のひとつ。リネンは繊維自体が空洞になっているため、湿気を吸収せずに発散する性質があります。雑菌の繁殖や匂いを抑える作用や清涼感があり、夏の手芸に取り入れたい布ですね。今回は、シンプルなデザインの巾着袋を作ります。ワインやミネラルウォーターなどのびんを入れて、入れ口をきゅっと縛るとかわいいボトルカバーにもなります。置いてあるだけで、ちょっとしたおしゃれなインテリアにもなりそうです。

 

「ボトルカバー」の作り方

【材料・道具】(1個分)
・リネン地:(白) 側面:31cm×18.5cm、底:直径11cmの円形
・バイアス布(紺と白のストライプ)2.5cm幅×35cm
・幅1cmの綿テープ(生成り)40cm
ミシン、ミシン糸(白)、ペン型チャコ、裁ちばさみ、糸切りばさみ、定規、まち針、縫い針、しつけ糸、スタンプ(アルファベット)、布用インクパッド(黒)、アイロン、アイロン台、ひも通し

 

【作り方】
※単位はcm。

1.①リネン地・側面の裏側に、ペン型チャコで図のようにでき上がり線を引く。
②①の左右の端に、ジグザグミシンをかける。

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③リネン地・底の裏側の1cm内側に、ペン型チャコででき上がり線を引く。
2.①リネン地・側面を中表(布の表側どうしを合わせる)に半分に折り、ひも通し口を残して縫う。
※ひも通し口側のみ、返し縫いをする。

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②①の縫い代を割ってアイロンで押さえ、ひも通し口を図のように縫う。

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③上端の縫い代を、図のように三つ折りにしてひも通し部分を縫う。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをする。

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3.①2を表に返し、リネン地・側面の下端に底を外表(布の表側を外側にする)に合わせ、ぐるりと1周縫う。
※縫い始めと縫い終わりは、縫い目を重ねる。
②①の縫い代を、0.5cmにカットする。

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③バイアス布の上下の端を、図のように裏側に折ってアイロンで押さえる。

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④③の折り山を開いて、片端を1cm裏側に折り、底の縫い目にバイアス布の折り筋を揃えて中表に合わせ、ぐるりとしつけをする。バイアス布のつけ終わりは、つけ始めに1cm重ねてカットし、ぐるりと1周縫う。しつけを取る。
※縫い始めと縫い終わりは、縫い目を重ねる。

 

⑤バイアス布の折り山を戻し、布端に沿って側面に折り返し、まつり縫いする。

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4.①側面の好みの位置に、好みの文字をスタンプする。
②ひも通し口から綿テープを通し、綿テープの両端をそれぞれひと結びする。
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暑い夏はワインをアレンジしたカクテルで乾杯

ホームパーティーでワインを開ける機会も多いでしょう。でも、中にはアルコールに酔いやすいという人もいるはず。そんなときには、ジュースなどで割ってカクテルにするといいかもしれませんね。

たとえば、氷を入れたグラスに赤ワインとジンジャエールを注いで、かき混ぜます。アルコール度数が低く、飲み口もさっぱりしているので女性におすすめです。また、白ワインに炭酸水を注ぐのも◎。レモンのスライスを浮かべると、見た目も涼やかでいいですね。背の高いロンググラスが自宅にあるようなら、レモンジュースにガムシロップを入れてまぜ、氷と適量のミネラルウォーターを加え、その上から赤ワインを注ぎます。このときに、赤ワインが下の層と混じらないようにそっと注ぐのがポイントです。下側にレモンジュース、上側に赤ワインの2層のコントラストが楽しめます。

リネンの小物に囲まれて、素敵な夏のホームパーティーを開いてみてくださいね。

 

 

 

 

この作品は、2012年7月号『はんど&はあと』P29、33の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:小幡小織

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