電子レンジでチン!鶏肉、パプリカで作る夏のごちそうデリレシピ

d_049_03

暑い夏は、「キッチンで火を使うのは嫌!」という日もありますよね。でも、サラダや買ってきたお惣菜で食事を済ませてしまうというのも味気ない…そういうときには、電子レンジに頼るのが◎!ここでは、火を使わずに電子レンジだけでできる、簡単なお肉料理レシピを紹介します。ひとつは「ベビーコーン入り鶏肉ロール」。鶏もも肉にベビーコーンとアスパラを巻いて電子レンジでチンするだけです。ポン酢と豆板醤のソースでピリッとさせて召し上がれ!ふたつ目に紹介するのが「パプリカの肉詰め」。ピーマンを使うことも多い肉詰め料理ですが、今回はジューシーで肉厚のパプリカで作ります。カラフルなパプリカは、テーブルの上を華やかにしてくれますよ。どちらも手軽にできますから、夏のホームパーティーのオードブルとしても活躍しそうです。

d_060_03

電子レンジで簡単!「ベビーコーン入り鶏肉ロール」の作り方

【材料】(作りやすい分量/2、3人分)
アスパラガス…3本
ベビーコーン…6本
鶏もも肉…大1枚(約250g)
塩、こしょう…各少量
酒…小さじ2
A
ポン酢しょうゆ…大さじ3
豆板醤…小さじ½~1
長ねぎのみじん切り…5cm分
白すりごま…大さじ1強

【作り方】
1.鶏もも肉は、厚い部分に切り込みを入れて開き、塩、こしょうをふり、酒をまぶす。アスパラガスは、下半分の皮をピーラーでむく。

2.ラップの上に1の鶏もも肉を皮を下にしてのせ、中央に1のアスパラガスとベビーコーンを並べ、ラップの端を持ち上げながら巻き(写真)、巻き終わりをつまようじでとめて、ラップで包む。ラップの両端を、キャンディーの包みのようにねじりとめる。

3.耐熱皿に2をのせ、電子レンジで8分30秒(10分10秒)加熱する。粗熱がとれたら食べやすい大きさに切り分け、の材料を混ぜてかける。

d_042_03

 

電子レンジで簡単!「パプリカの肉詰め」の作り方

【材料】(4人分)
・パプリカ(赤、黄色)…各1個
・片栗粉…適量
・豚挽き肉(赤身)…230g
・しいたけ…4枚
・玉ねぎ…¹/₆個(約40g)
・パン粉…大さじ4
・牛乳…50ml
・パセリのみじん切り…大さじ1
・塩、こしょう…各少量
・プチトマト…4個
・オリーブオイル…小さじ2

【作り方】
1.パン粉に牛乳を加えて浸す。しいたけは石づきを取り、みじん切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。

2.ボウルに豚挽き肉と1、塩、こしょうを入れてよく混ぜ、パセリのみじん切りを加えて混ぜる。

3.パプリカは縦半分に切って種を除き、内側に片栗粉をまぶす。2を等分に詰め、プチトマトのヘタを取って半分に切り、それぞれ肉に埋め込む。

4.耐熱皿に3を肉の面を下にして2個のせ、パプリカ
の表面にオリーブオイルを塗る。ラップをふんわりとかけて、電子レンジで3分30秒(4分10秒)加熱する。裏返して、3分(3分40秒)加熱する。

5.残りの2個も、4と同様にして加熱する。

 

おいしさいろいろ、鶏肉の魅力

焼き鳥屋さんに行くと、鶏肉のさまざまな部位を串焼きにしてくれますね。鶏肉は牛肉や豚肉に比べて、部位ごとの食感や味わいが違うのが特徴です。また、タンパク質を多く含み、独特の臭みやクセがないので調理のバリエーションも豊富、さらになんと言ってもリーズナブル!鶏肉は、家計にうれしい食材なのです。今回紹介したのは「もも肉」を使って電子レンジで仕上げるレシピでした。もも肉は比較的脂肪分を含むので、ジューシーでボリューム感がでます。鶏もも肉の唐揚は、子どもから大人までみんなが大好きなおかずのひとつでしょう。
ダイエットをする人におすすめなのが、むね肉やささみ。むね肉は淡泊であっさりした味わいで、疲労回復効果のある栄養成分も含まれているのだそう。ささみは、鶏肉の部位のなかではもっともエネルギー量が低く、さまざまな味つけにマッチします。ほかにも手羽はコラーゲンを多く含み、レバー・砂肝・皮と、それぞれのうま味を味わうことができます。鶏肉の部位の特徴を見極めて、料理のバリエーションを楽しんでみてください。

 

 

この作品は、2012年6月号『はんど&はあと』P31の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
調理:金丸絵里加(かなまるえりか) http://ameblo.jp/kitcehen-labo/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る