画用紙を折って立てるだけ!お正月飾りの作り方

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年の終わりにはきれいに掃除をして、おせち料理の用意をし、気分を一新して新しい1年を迎えたいものです。最近では住宅事情から、門松やしめ縄を飾ったりしない家庭が増えたと言われていますが、こんなペーパークラフトでお正月気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか。
屏風のように折った色画用紙を、お正月のアイテムでデコレーションします。フェルトや端切れ、色紙をカットして色画用紙に貼るだけです。玄関やリビングの飾り棚などにさりげなく飾りたくなるかわいさです。

 

「お正月飾り」の作り方

【材料・道具】
・色画用紙(生成り) 26cm×14cm
・好きなモチーフ
・モチーフを貼るために必要な両面テープ、ボンドなど、英字スタンプ、インクパッド

【作り方】
1. 色画用紙(生成り)を図のように折る
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2. 好みのパーツを1に貼り、スタンプを押す。
できた正月飾りを折りたためば、お正月カードとしても使えます。封筒に入れて大切な人に送ってもいいですね。

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お正月モチーフのひとつ「門松」お正月のモチーフのひとつに門松がありますね。門松とは、お正月に家の門の前などに立てるお正月飾りの代表的なもの。お正月はその年の歳神様を迎えるための行事です。歳神様とは、亡くなった祖先の霊であり、その年の農作物の豊穣をもたらす神様だと考えられています。大晦日に歳神様がおりてきて、迷わないように玄関先に立てておく目印が門松なのです。門松は地方によってさまざまな飾り方があるそうですが、常緑でおめでたい木とされる松をはじめ、竹や梅などを用いることが多いようです。
歳神様を迎えるといっても、12月31日に飾るのは「一夜飾り」と言われて嫌われます。また、29日は「九松」と言われ「苦待つ」に通じるため避けることが多いそうです。お正月を過ぎて「松の内」という期間がありますが、これは門松が飾られている期間のことで年明けの15日までをこう呼びます。地方によっては七草粥を食べる7日まで、とする場合もあるそうです。
新しい気分で1年をはじめるために、門松を立てることを楽しんでみてはいかがでしょうか。「門松を立てる場所がない」という場合なら、ペーパークラフトで作ってみるのも楽しいですよ。

 

 

 

この作品は、2010年1月号『はんど&はあと』P33の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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