ラム酒漬けのレーズンで大人味!「レーズンサンドクッキー」レシピ

sg_024p01_03

さくっとしたクッキーに、レーズン入りのクリームをはさんだレーズンサンドクッキー。東京の有名な洋菓子店でも、手土産の定番として愛されています。ラム酒漬けのレーズンを使うことで、ぐっと大人の味になりますから、午後のティータイムを優雅な雰囲気にしてくれますよ。もちろん、かわいくラッピングして手土産にしても喜ばれること間違いありません。

今回、中にサンドするクリームにクリームチーズを使いました。砂糖と混ぜるだけですから、簡単に作ることができます。ホイップクリームを使ってもかまいませんが溶けやすいので、持ち運びするときには保冷剤を使うといいでしょう。

レーズンサンドクッキーの作り方

【材料】(10個分)
ミルククッキー生地
・バター………80g
・砂糖………40g
・牛乳………大さじ2
・薄力粉………150g
・卵黄………1/2個分
・アーモンドスライス………80枚
————————————————–
クリーム
・クリームチーズ………100g
・砂糖………40g
————————————————–
・レーズン………60g+10粒

 

【下準備】
・バターとクリームチーズは室温に戻す。
・薄力粉はふるう。
・レーズン10粒を半分に切る。
・オーブンの天板に、オーブンペーパーを敷く。

 

【作り方】
1.ミルククッキーを作る。室温に戻したバターをボウルに入れ、泡立て器で混ぜてなめらかなクリーム状にする。

 

2.1に砂糖を加えて混ぜ、砂糖がなじんだら牛乳を加えて混ぜる。

 

3.2にふるった薄力粉を加え、ゴムべらまたは木べらですりつぶすように混ぜ(a)、全体がなじんできたら、切るように混ぜる(b)。
sg_025p02_03sg_025p03_03
4.3を強度のあるビニール袋に入れ、めん棒で約18cm×約23cm、厚さ約4mmの大きさにのばす(c)(d)。トレイなどにのせ、冷凍室に入れて30分ほど冷やす。

sg_025p04_03sg_025p05_03

 

5.オーブンを170°Cに温め始める。4を、袋を切って出し、縦5等分、横4等分(約4.5cm四方)に、包丁で切り(e)、オーブンペーパーを敷いた天板の上に並べる。

sg_025p06_03

 

6.卵黄に、水小さじ1/2ほど(材料外)を混ぜる。はけで5の生地の表面に塗り(f)、放射状にアーモンドスライスを貼りつける。半分に切ったレーズンを中央に置き、軽く指で押して固定させる(g)。170°Cのオーブンで8〜10分焼く。

sg_025p07_03sg_025p08_03

 

7.レーズン60gはかたいようなら容器に入れてぬるま湯少量(材料外)を注ぎ、ラップをして10分ほどおいてやわらかくしてから、キッチンペーパーで水気をふく。

 

8.クリームを作る。クリームチーズ、砂糖をボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜる(h)。6のクッキー1枚につき、クリーム1/10量弱を、パレットナイフなどで平らに塗る。この上にレーズンの1/10量をのせて(i)、再び残りのクリームを10等分してのせ、もう1枚のクッキーでサンドする(j)。

sg_025p09_03sg_025p10_03sg_025p11_03

 

 

ドライレーズンとラム酒を使って、自家製のラム酒漬けレーズンを作ることもできます。たくさん作ってレーズンサンドクッキー以外にアレンジするのも楽しそうです。たとえば、ラム酒漬けのレーズンをバニラアイスクリームにのせれば、それだけでカフェで出てくるような上品なデザートに早変わり。室温に戻したバターと混ぜてラップで棒状に整え、冷蔵室で冷やし固めると簡単にレーズンバターを作ることができます。ぜひトライしてみてください。

 

 

 

 

この作品は、2007年5月号『はんど&はあと』P24、25の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:渡辺麻紀

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る