シャツの袖をリメイクする「アームカバー」「ミニ巾着」の作り方

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いらなくなったシャツをリメイクして、毎日の生活を楽しくする便利なアイテムを作ってみましょう。今回はシャツの袖を使うアームカバーと巾着袋の作り方を紹介します。シャツの袖はもともと筒型で、袖口に向かって細くなっているのが特徴。この形を上手に活かして、ふたつのアイテムを作ります。

 

シャツをリメイクする「アームカバー」の作り方

【材料・作り方】

1.上下に、平行に線を引き、カットする。

※27cm取れない場合はわきの下までギリギリにカット。

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2.上下の端にジグザグミシンをかける。1.5cmずつ裏側に折り、通し口を3~4cm残して、端から0.2cmのところを縫う。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫い。

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3.幅8mmのゴムを、上側は25cm、下側は20cm、ゴム通しで2の通し口から通し、端を2cm重ねて縫い合わせる。
※同様にして、もう1個作る。

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シャツをリメイクする「ミニ巾着」の作り方

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【材料・作り方】

1.カフスの端が右端にくるようにたたみ、アイロンで整える。カフス部分を切り落とし、切り端から22cmのところでカットする。

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2.そで口側の切り端に、ジグザグミシンをかける。裏に返す。

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3.2の端を裏側に2cm折り、端から0.2cmのところを縫う。反対側は、端から1cmのところを2枚合わせて縫い、布端にジグザグミシンをかける。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫い。

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4.長さ45cmのバイアステープを、半分に折って縫い合わせ、ひもにする。
3を表に返し、ひも通しなどを使ってひもを通し、端を1回結ぶ。

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リメイクで作ったアームカバーで春のガーデニング

かわいい小花柄のアームカバーなら、春のガーデニングの雰囲気にぴったりです。チューリップやバラなどの春の花を咲かせるのもいいですね。また夏に向けて、節電やCO2削減などで注目を浴びている「緑のカーテン」を育ててみるのもよさそうです。緑のカーテンとは、つる性の植物などを窓辺で育てて夏の日よけにしようというもの。直射日光の熱を約80%もカットしてくれる効果があると言われています。また、植物が土から吸った水分を葉から蒸発させるため、緑のカーテンの内側ではひんやりとした空気を感じることができるのだそう。

緑のカーテンとしてよく育てられているのは、ゴーヤやヘチマ、アサガオなどがあります。ゴーヤやヘチマは実を収穫できますし、アサガオはきれいな花を観賞することもできるので、どの植物を選んでもエコだけではない楽しみがあるのがうれしいところです。ゴーヤとヘチマは4月半ばから5月に、アサガオは5月ごろが種まき期。夏に向けて日々成長していくのを見守るのも楽しそうですね。

シャツをリメイクして作ったアームカバーをつけて、ぜひ緑のカーテンを育ててみてください。

 

 

 

 

この作品は、2007年4月号『はんど&はあと』P67の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:青木恵理子

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