入浴剤にしたり、キッチンハーブにしたり…おうちで楽しむ夏のミント

入浴剤_ミント

緑の葉とさわやかな香りで、夏のハーブとして親しまれているミント。コンテナでもよく育つので、家庭菜園でミントを育てている人も多いそうです。家庭でミントを育てる場合には、種で買うと大きくなるまで時間がかかるため、株を購入してコンテナやポットに植え替える方がよさそうです。ミントは繁殖力が強いので、家庭で育てるならこまめに収穫してあげるのがポイント。ミントティーやデザートの彩りとしても重宝しますが、入浴剤として利用したり、飾って楽しんだりすることもできます。

 

ミントですっきり!夏こそお風呂に浸かって疲れをリセット

入浴剤

暑い夏のお風呂は、思わず湯船に浸からずシャワーで済ませてしまいたくなりますよね。冷房が効いたオフィスで長時間仕事をしていると、手や足先の血行が悪くなり「体の末端が冷える」という症状がみられるようになります。また、暑さによるストレスも体の中に蓄積しがち。一日の終わりにお風呂に浸かることで体の血行を良くし、ストレスで緊張した神経をリラックスさせましょう。
お風呂に入る時には、好きな香りの入浴剤を入れるのもいいですね。夏にたくさん育つミントの葉をお風呂に浮かべると、スッキリさわやかな入浴タイムが過ごせます。ミントの葉をお茶パックに入れてから浴槽に浮かべると、葉が散らばらずにお掃除も簡単です。ミントと一緒に重曹と塩をそれぞれひとつまみずつ入れると、お湯がやわらかくなります。

 

キッチンにミントを飾ればキッチンハーブとしても活躍

ミント1

庭やベランダのコンテナやポットでミントを栽培するのもいいですが、茎からつんで小さなびんに生けてキッチンで育てることもできます。ミントにはスペアミント、ペパーミント、アップルミント、パイナップルミントといった、たくさんの種類があります。ミントをびんに挿すときには、いくつか種類を混ぜて生けるといいでしょう。こんもりとボリュームを出して生けるのが、かわいくするポイントです。お手入れは水をこまめに替えるだけでラクチンというのもいいですね。デザートにほんの少しだけミントを飾りたいという場合など、キッチンに生けておくと何かと便利。
生けてしばらく経つと、ミントの茎から根が生えてきます。根が4~5センチくらいになったら、小さな鉢を用意して土に植えてみましょう。こうして新たな株を作れば、さらに大きく育てることもできて楽しいですよ。

 

 

この内容は、2009年6月号『はんど&はあと』P68、69の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
指導:植草桂子(うえくさけいこ)

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