水玉、レース、ギンガムチェックの布で作る簡単「袋シュシュ」の作り方

h3-1725_02

布を袋のような形にして縫いすすめていくだけで、驚くほど簡単に完成する「袋シュシュ」の作り方を紹介します。シュシュは普通のヘアゴムよりも髪にからみずらいため、髪を傷めずに束ねることができます。またロングヘアで普段は束ねないスタイルの人も、バッグの中にシュシュをひとつ忍ばせておきましょう。風の強い日の外出や食事の時にさっと取り出すと、スマートでおしゃれです。

用意する布の柄やタイプによって表情の違ったシュシュができますから、たくさん作ってその日の気分でシュシュを選びましょう。

 

「袋シュシュ」の作り方

スクリーンショット-2015-03-13-18.11.43_03
【材料・道具】
・本体布:a木綿地(藤色に白の水玉)、bレース地(白)、c木綿地(青緑のギンガムチェック)各67cm×9cm
・ブレード:a幅1.3cm(白)、b幅1cm(ゴールド)、c幅1.3cm(ピンク)各67cm
・直径0.3cmの丸ゴム 各20㎝
ミシン、ミシン糸(白)、まち針、縫い針、縫い糸(白)、ペン型チャコ(消えるタイプ)、定規、裁ちばさみ、糸切りばさみ、アイロン、アイロン台、ゴム通し

【作り方】
※単位はcm。※図はa水玉で解説。
1.本体布の裏側の上下左右の1cm内側にでき上がり線を引く。表側の長い1辺の1cm内側にも、布端から布端まででき上がり線を引く。

2.表側のでき上がり線に、ブレードのテープ部分の端を合わせてのせ、仮縫いする。

P33-2_02P33-1_03

3.2を中表(布の表側どうしを合わせる)に半分に折って、端を縫い、縫い代を割って左図のように整える。

P33-3_03P33-4_03

4.①3をひっくり返してはぎ目を奥側にして、左右の端を内側に折り込む。
②①で折り込んだ部分を中に入れ込むようにして、左右の端(☆と★)を合わせてまち針でとめる。

P33-5_03

 

③①で折り込んだ布を縫わないように、返し口の際からでき上がり線を縫う。端まで縫ったら、ミシン針を刺したまま中に入れ込んだ布を引き出し、まち針をとめ直して縫う。これを繰り返し、返し口の反対側の際(◆)までぐるりと縫う。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫いをする。

P33-6_03

5.返し口から表に返す。返し口から丸ゴムを通し、両端を2回結ぶ。返し口をはしご縫いで縫いとめる。
※はしご縫いは、ブレードに針を通して本体布どうしをすくう。

P33-7_03

 

 

春はヘアケアも大切な季節

春色のシュシュを作ったら、外におでかけしたくなりますよね。せっかくかわいいシュシュを作っても、髪の毛がパサパサだと魅力も半減です。とくに春は冬の間の寒さと乾燥で、髪の毛は相当のダメージを受けています。また、季節の変り目の抜け毛が多くなる時期。
さらに年度末の忙しさにストレスをためてしまう人が多く、集中的にヘアケアをする必要がありそうです。

春は空気中に花粉やホコリが舞っていますので、ついゴシゴシ頭皮を洗いたくなりますが、これは逆に皮膚を傷めることになります。また「ドライヤーの熱風が髪を傷めるから」と、自然乾燥に頼るのも実は問題があるのだそう。生乾きの状態だと皮膚の菌が繁殖して、いやなニオイの原因にもなるのだとか。ドライヤーの熱から髪を守ってくれるトリートメントを使うなどの工夫をするのがよさそうです。健康的な髪をシュシュで束ねて、春のおでかけを楽しんでくださいね。

 

 

 

 

この作品は、2012年3月号『はんど&はあと』P30、33の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:内田瑞恵

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る