白いTシャツにポケットをつけてアレンジ!簡単リメイク方法

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どこででも手に入る白いTシャツを簡単なテクニックでアレンジして、自分だけのオリジナルTシャツを作ってみませんか?また引き出しの中に眠っている、無地のTシャツもこの方法でリメイク!世界に1枚しかないTシャツを着て、夏遊びに出かけましょう。アレンジ&リメイク方法は簡単、カラフルな布でポケットを作るだけです。ここでは、イラストレーター&手芸作家の細川夏子さんに、アレンジ&リメイクテクニックを教えてもらいました。胸の部分に小さなポケットを2つつけ、片方にはタグ風につけた綿テープが、一方にはボタンがアクセントになっています。横長のポケットは前後の身ごろにかかるようにつけると、横から見た時のポイントになります。

 

細川夏子さんのTシャツアレンジ&リメイク方法

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 【材料・道具】
・Tシャツ(生成り) 1枚
・木綿(プリント柄3種) A8m×8.5cmを2枚、B15cm×8.5cm (白)A8cm×8.5cmを2枚、B15cm×8.5cm
・幅1.5cmの綿テープ 5cm
・直径2cmのボタン 1個
ミシン糸(白)、ミシン、定規、ペン型チャコ、しつけ糸、縫い針、まち針、裁ちばさみ、糸切りばさみ、アイロン、アイロン台

 

【作り方】
※単位はcm。

1.木綿(白)A2枚とBの裏側に、それぞれペン型チャコで、でき上がり線を引く。
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2.1と木綿(プリント柄)を中表(布の表側どうしを合わせる)にし、返し口を残して縫い合わせる。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫い。
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3.縫い代をカットする。返し口から表に返し、アイロンで形を整える。
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4.A、Bそれぞれを、Tシャツの好みの位置にしつけをしてから縫いつけ、ポケットにして仕上げる。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫い。
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ポケットの布の色やデザインを変えてアレンジを楽しんで

ポケットの布を変えてアレンジしてみてもいいでしょう。ハイビスカスやブーゲンビリアなど、南国の花はカラフルな色をしていますよね。これは熱帯の植物が強い紫外線から身を守るために、濃い色素を身につけているという説があるそうです。熱帯植物の緑が濃く葉が分厚いのは、活発な光合成をするためとも言われています。鮮やかな赤色やブルーは強い太陽の光に映えて、夏らしい気分が一気に高まります。普段は「派手だからあまり使わない」と敬遠しがちの色かもしれませんが、Tシャツアレンジ&リメイクのポケットサイズなら気になりません。ほかにも、ビビッドなオレンジや緑のビタミンカラーを選んだり、マリンボーダーや水玉などポップな柄を選ぶのも◎。また、ポケットの数や位置を変えてみるというのも手。まずはポケットにしたい生地をTシャツの上にあてて、デザインを考えてから制作にとりかかるといいですね。なんでもない白いTシャツを、夏だけの特別な1枚に作り変えてみてください。

 

 

 

この作品は、2009年5月号『はんど&はあと』P43の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:細川夏子(ほそかわなつこ)http://hosonatsu.web.fc2.com/

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