カレンダーがお部屋のインテリアに!カレンダーフレームの作り方

2012_03

100円ショップでも買える木製のフォトフレームで、アンティーク風のおしゃれなフレームを作ります。市販のフォトフレームを使いますから、中に入れるものを簡単に取り換えられるのも魅力です。例えば左端に1か月分のカレンダーを入れておき、真ん中と右側には、冬の間は雪だるま、春になったらお花畑、夏にはビーチ、秋には紅葉の山々の写真などを飾ってもよさそうです。最近は旅行に行っても写真はデジタルカメラが主流なので、撮った写真はデジタルカメラやパソコンの中で眠りっぱなし、という人も少なくないよう。せっかくですから、プリントしてお部屋のインテリアに役立ててみてください。
ほかにも、一年のはじめに目標を書いてダルマの絵とともに入れておき、目標が達成できたらダルマに目を入れるというのも楽しそうです。また、好みの布やペーパー、レーステープなどを月ごとに替えるだけでも、お部屋のイメージチェンジになりそうですね。アイデア次第でいろいろな使い方ができます。
このカレンダーフレームを作る時のポイントは、フレームの色選びと、仕上げにアンティーク感を出すこと。好きな色なら飽きることもありませんし、使い古したアンティーク感のあるフレームならどんなお部屋にもしっくり落ち着くはずです。

 

「カレンダーフレーム」の作り方

【材料・道具】
・木製のフォトフレーム(L判サイズ/外寸:12cm×16cm) 3個
・板a 厚さ1.4cm×4.5cm×16cmを4枚
・板b 厚さ1.4cm×4.5cm×54cmを2枚
・板c 厚さ0.5cm×1.4cm×22.2cmを2枚
・板d 厚さ0.5cm×1.4cm×54cmを2枚
・ヒートン  2個
・麻ひも 約70cm
・カレンダー ※作り方3参照
クギやカッターなど(板に傷をつける道具)、水性ペイント(水色、白)、はけ、新聞紙など下に敷くもの、紅茶液、キッチンペーパー、油(サラダ油やオリーブオイルなど)、手工芸用接着剤

【作り方】※単位はcm。
1.①フォトフレームと板a~dに、クギやカッターなどで傷をつける。フォトフレームには白の水性ペイントを、板a~dには水色の水性ペイントを塗り、それぞれ乾かす。
※板がかたい場合は、水性ペイントを塗ってから傷をつけるとよい。
②紅茶液をキッチンペーパーにしみ込ませ、①にポンポンたたきつけて色をつけ、乾かす。
③油をキッチンペーパーにしみ込ませ、すべての板に塗り込む。

 

2.①のフォトフレームの左右に、図のように板aを手工芸用接着剤で貼る。上下に、図のように板bを貼る。

カレンダーフレーム_02

 

3.①2の前面の周囲に、図のように板cと板dを貼る 。
②上面(板b)に、図のようにヒートンをつける。
③ヒートンに麻ひもを通し、端を2本一緒にひと結びする。
※サイズのカレンダー(市販品、PCやスタンプなどで制作したもの、無料ダウンロードして刷り出したものなど)や写真を、フォトフレームに入れて使う。

カレンダーフレーム_05

 

 

手工芸用接着剤カレンダーフレームとして使う場合、カレンダーは市販のものを使ってもいいですが、インターネットなら無料のダウンロードサイトなどもあります。そちらを利用してデータをダウンロードし、フレームに合わせてカットするのも手軽でいいかもしれません。カレンダーも自分好みに作りたいなら、数字スタンプを使って作ってもよさそうです。

毎日目にするカレンダーですから、ぜひ素敵に仕上げてみてくださいね。

 

 

 

 

この作品は、2012年1月号『はんど&はあと』P58の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理

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