ナプキンリングやラッピングにも◎レースペーパーで作る「フラワーモチーフ」

ナプキンリング

シンプルなお皿にさっと敷くだけで、あっという間にエレガントな雰囲気を出せるレースペーパー。優雅なティータイムや、サンドイッチ弁当を作る時のマストアイテムかもしれませんね。ほかにも、ホームパーティでたくさんのお客様が来るけれど、お皿の数が足りないというときには紙皿を使えば後片付けもラクチンで便利。でもちょっと味気ないかも…と思ったら、パンやお菓子の取り皿用に、紙皿の上にレースペーパーを重ねて使うと、気分がアップしますよ。この時のレースペーパーは、紙皿より少し大きめのものを選ぶのがポイントです。

こんな風に普段は「敷いて使う」ことの多いレースペーパーですが、ちょっとした工夫でかわいいモチーフになるというのも魅力です。最近では、100円ショップで手に入れることもできるから便利です。そこで、レースペーパーを「切って・折って・貼る」だけでできる、かわいいお花のモチーフの作り方を紹介しましょう。

lacepaper

フラワーモチーフだけでも充分キュートですが、一緒にレーステープを準備すれば、ナプキンリングやラッピングのアクセントとしても活躍しますよ。

 

レースペーパーでできる「レースフラワーモチーフ」の作り方

【材料・道具】(1個分)
・直径11cmのレースペーパー(白またはピンク) 1枚
・幅0.8cmのレーステープ(白またはピンク) 適量
はさみ、カッター、定規、両面テープ、鉛筆、分度器

【作り方】
※単位はcm。
1.①レースペーパーの裏側に、図のように放射状に8等分に線を引く。中心から2.5cmの部分まで、切り込みを入れる。

レーステープ_5

②中心部分に両面テープをつける。レースペーパーの8等分に切り分けた1片の左端の先(★)を、裏側に返して中心に合わせてとめる。ただし、押さえて折り筋をつけないようにする。同様に、反時計回りに中心に合わせてすべてとめる。
※最後の1片は、最初の1片を少しはずして、差し込む。

レーステープ_41レーステープ_31

 

③中央に、図のように2本、切り込みを入れる。

レーステープ_2

 

2.レーステープを、1の切り込みの片側に裏側から差し込み、さらにもう一方の切り込みに差し込んで後ろ側に出す。

レーステープ_1

 

 

ナプキンのマナーとテーブルコーディネート

ナプキンは食事中にひざの上に置いて、洋服を汚さないように、また口の汚れをふき取るために使われるものです。ナプキンが用意されているレストランでの食事の際には、自分のハンカチやティッシュを使うのは遠慮しましょう。最初のお料理がテーブルに運ばれてくる前に、ひざの上に二つに折りたたんでのせておくのがマナーのようです。口元が汚れた時は、折りたたんだ内側でそっとふき取ると、ひざに汚れが移りません。食事の途中で中座をする際には、三角に折って椅子の上に置いておけば「まだ食事中」という合図になるそうです。食事が終わったら、テーブルの右上の方向に置きます。その時にはあまりきちんとたたまずに、さりげなく置くのがよいのだそう。「たたむのを忘れるほど美味しかった」という気持ちの表現だとも言われています。

自宅で記念日の食事をする時や、ホームパーティーを開催するときには、ナプキンを用意すると特別感が演出できますね。自宅でなら、紙ナプキンも便利かもしれません。カトラリーの下に敷いたり、グラスに立てて入れたりするのも簡単ですが、ナプキンをくるくる巻いて、レースペーパーで作ったフラワーモチーフで留めれば、お洒落な雰囲気のテーブルになりますよ。ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

この作品は、2012年6月号『はんど&はあと』P66、67の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:草刈千絵(くさかりちえ)http://www.socio1989.com/~ragbas/  

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