ポケットがついて便利!「ティッシュボックスカバー」の作り方

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花粉症の人は、春になると手放せないティッシュボックス。こんなかわいいティッシュボックスが家にあれば、花粉症のイライラも少しはおさまるかも?今回紹介するのは、好きな布に接着芯を貼って作る、ポケットつきのティッシュボックスカバーの作り方です。ポケットに綿棒やコットンパフなどを入れておけば、洗面所や化粧台に置いて使えそうです。

また常備薬や絆創膏を入れておいてもいいかもしれません。パッチワーク風の布地を使えば、1枚の布でも存在感のあるキュートなティッシュボックスになりますよ。

 

「ポケットつきティッシュボックスカバー」の作り方

【材料・道具】
・パッチワーク風生地:本体 51cm×38cm(左右の中央が柄の境目になるようにする)、ひも 3cm×13cmを同じ柄で4枚
・無地 51cm×38cm
・接着芯 37cm×36cm
ペン型チャコ(消えるタイプ)、裁ちばさみ、定規、アイロン、アイロン台、木工用ボンド、水、はけ
※手縫いの場合は、指定以外は半返し縫い。

【寸法と裁ち方図】
※単位はcm。
※縫い代はすべて1cm。
※パッチワーク風生地・本体、無地それぞれの裏側の角4か所を、図のように12cm×12cmの正方形にカットする。カットしたそれぞれの布の1cm内側に、ペン型チャコででき上がり線を引く。
※接着芯の角4か所を、図の形になるように6cm×12cmの長方形にカットする。

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【作り方】
※単位はcm。
1.パッチワーク風生地・本体の裏側のでき上がり線の内側に、接着芯を貼る(「接着芯の貼り方」参照)。
2.ひもを作る。①パッチワーク風生地・ひもの左側の端を、図のように裏側に折り、アイロンで押さえる。
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②①の上下の端を、図のように裏側に折り、アイロンで押さえる。
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③②を半分に折り、図のように縫う。同様にして、全部で4本縫う。
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3.本体を縫い合わせる。
①パッチワーク風生地・本体と無地・本体を中表(布の表側どうしを合わせる)にし、図の位置に2のひもをそれぞれはさみ、返し口を残して縫う。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをする。

②図のように、角8カ所の縫い代を2枚一緒にカットする。

③図のように、縫い代4か所に切り込みを入れる。
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4.ポケットを作る。
①返し口から表に返し、返し口をはしご縫いでとじる。

②パッチワーク風生地と無地の左右を、図のように内側に入れ込み、ぐるりと1周縫ってポケットを作る。
※縫い始めと縫い終わりは、縫い目を重ねる。
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5.左右、上下を図のように起こし、パッチワーク風生地側の隣り合う端どうしをはしご縫いで縫いとめる。
※中にボックスティッシュを入れ、向かい合うひもどうしを蝶結びして使う。
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はしご縫い
はしご縫い修正

 

 

 

春への準備は足元ケアから

分厚いコートを脱いで、身も心も軽い気持ちになれる春。足元のおしゃれもブーツを脱いで、サンダルやミュールを楽しめる季節ですね。冬の間はケアを怠っていた足元のケアも、そろそろはじめどき。とくにかかとは冬の乾燥で角質が硬くなり、カサカサに乾いていることが多いので、まずは不要な角質を落とすことから始めるのがいいみたいです。お風呂で角質専用のクリームでマッサージをしたり、角質を取り除くためのパックもありますね。
アロマオイルの中には皮膚をやわらかくしてくれるものもありますから、毎晩のフットケアにマッサージ習慣をはじめてもいいかもしれません。

「真実の香り」という意味に由来するフランキンセンスは、肌の活性化をうながす効果があると考えられていて、古代エジプトの宗教儀式には欠かせない香りだったそうです。この精油に殺菌効果もあるラベンダーをベースオイルにブレンドして、かかとのケアをしてみてはいかがでしょうか。フランキンセンスの神秘的な香りと、ラベンダーのさわやかな香りは、夜に眠る前の気持ちもリラックスさせてくれますよ。

 

 

 

この作品は、2012年3月号『はんど&はあと』P16、24の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:杉野未央子

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