節分限定の「ます」を作って、思いっきり節分を楽しもう

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春がはじまる立春の前日が節分。この季節の変り目に、邪気を払う行事として親しまれているのが節分の日の行事です。家庭で行事のひとつ、豆まきを楽しむなら、まずは炒り豆を用意。本来なら前日に用意して、正式にはこの豆をひと晩、神棚に供えておくことが必要ですが、最近ではスーパーやコンビニでも買うことができます。また、豆をまくのは一家の主人が基本とされていましたが、これも家族みんなでまいて楽しんでもいいですね。

「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、家の奥から鬼を追い出すように豆をまき、福を呼びこみます。そして豆をまいたあとは、窓を閉めて追い出した鬼が再び入ってこれないように、またせっかく呼びこんだ福を逃がさないようにします。それから、家族みんなで自分の歳の数か年の数より1つ多く、豆を食べましょう。これは、豆を食べることで1年間の健康を祈るのだそうです。年を重ねると食べなくてはいけない豆の数が増えますので、ちょっと大変。そんなときには福茶にして飲んでも同じようなご利益があるのだそうです。
今回は、豆まきをするときに便利な2種類の「ます」の作り方を紹介します。ひとつめが「ペイント&モチーフのます」、ふたつめは「紙で折るます」。どちらも簡単に作れますから、ぜひ手作りのますで節分の豆まきを楽しんでください。

 

「ペイント&モチーフのます」の作り方

木製のますをアクリル絵の具で色づけして、まるや三角に切り抜いた紙をペタッと貼るだけ!
【材料・道具】(1個分)
・木製のます 8.4cm×8.4cm×5.4cm 1個
・色紙(好みの色)直径2cmの円を12個(または1辺が約1.7cmの正三角形を20個)
・アクリル絵の具(好みの色)
筆、ボンド、新聞紙など下に敷くもの
※木製のますは、100円ショップなどで購入できます。

【作り方】
1.木製のますの側面のみを、アクリル絵の具で塗り、乾かす。

2.1の側面の上下中央に、円の色紙を1面に3枚ずつ(正三角形は1面に5枚ずつ)、バランスよくボンドで貼る。

 

「紙で折るます」の作り方

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木製のますが手元にないなら、紙で作ってしまいましょう。お気に入りのラッピングペーパーや色画用紙を使って、折り紙感覚でトライしてください。

【材料】(1個分)
ラッピングペーパー(好みの色柄) 25cm×18cm

【作り方】
1.半分に折る。
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2.さらに半分に折る。
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3.袋に開く。
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4.裏返し、反対側も同様にして、袋に開く。
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5.下の部分を折る。
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6.12の順に、袋の上側のみを折る。裏返し、反対側も同様に折る。
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7.上の部分を、上側のみ、2回折る。反対側も同様に折る。
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8.広げて、底の形を整え、でき上がり。
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この作品は、2007年2月号『はんど&はあと』P8〜9の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

 

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