およばれしたときの手土産にも◎。ドライフルーツとナッツの厚焼きクッキーレシピ

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コリコリとした食感がアクセントにもなる香ばしいナッツと、ドライフルーツを散らした厚焼きクッキーの作り方を紹介します。生地を薄くのばして、半分側にナッツとドライフルーツを散らし、生地を折りたたみます。冷蔵室で1時間ほど寝かしてから15分ほど焼くだけ。スティックタイプなので、たくさんの人が集まるホームパーティーにも活躍しそうです。今回のレシピで、ナッツはくるみ、ドライフルーツはアプリコットとクランベリーを使いました。これに限らず好きなナッツやドライフルーツを使ってアレンジしてもいいかもしれません。

 

「ドライフルーツとナッツの厚焼きクッキー」の作り方

【材料】(長さ12cmのスティック20本分)
・バター…120g
・粉糖…80g
・塩…小さじ1/4
・卵黄…2個分
・薄力粉…250g
・ドライフルーツ(アプリコット、クランベリーなど)…30g
・くるみ…30g
【下準備】
●材料はすべて室温に戻す。
●薄力粉はふるう。
●ドライフルーツとくるみは、粗く刻む。
●天板にオーブンペーパーを敷く。

 

【作り方】
1.ボウルにバターを入れ、ゴムベらでクリーム状に練る。
2.1に粉糖、塩を加えて混ぜ合わせる。さらに卵黄を加え、よく混ぜる。
3.2に薄力粉を加え、ゴムべらで混ぜ合わせ、手でひとまとめにする。
4.ラップの上に3の生地をのせ、めん棒で厚さ約5mmの正方形にのばす。
5.4の上面の面積の半分に、ドライフルーツとくるみを散らし、何ものせていない方の生地をかぶせるようにラップごと半分に折る(a)。

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6.厚さ約1.2cmになるよう、5をラップの上からめん棒で軽くのばしてなじませる。ラップをはずし、四方を包丁で切り落とし、約12cm×30cmの長方形に形を整える。切り落とした生地は、好みの大きさにちぎって丸める。両方の生地をバットにのせ、冷蔵室で1時間冷やし固める。
7.充分に冷えてかたくなったら、長方形にのばした生地の長い辺の方を、包丁で約1.5cm幅に切る。オーブンペーパーを敷いた天板に、間をあけて並べ、丸めた生地ものせて、160°Cのオーブンで約15分焼く。

 

 

果物だけじゃない!野菜も干して食べやすく

今回のレシピで紹介したドライフルーツは、文字通りフルーツを乾燥させたものです。フルーツの水分を飛ばすことで、甘みがぎゅっと濃縮してフレッシュフルーツとは違ったおいしさが生まれます。日本では干し柿が代表的なドライフルーツのひとつかもしれません。この乾燥させるという方法は、さまざまな食材に応用することができます。例えば野菜。生の野菜を切って干すだけなので、自宅でも簡単にできます。

干し野菜のいいところは、水分が抜けて保存がしやすくなること。また、味が濃くなるのでおいしい出汁がでるのだそう。保存を目的とするなら数日間干して、完全に水分を飛ばしたドライタイプに仕上げることが必要です。このドライタイプの野菜はうま味が濃縮するのと同時に、アクやえぐみも強くなるので、味の強い調味料を使った料理に合います。干す時間を短くしてセミドライで料理に使うこともできます。セミドライの場合の保存期間は、生の野菜と同じくらいと考えるといいでしょう。晴れ予報の週末、干し野菜にチャレンジしてみるのもよさそうです。

 

 

 

 

この作品は、2006年5月号『はんど&はあと』P13の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:本間節子

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