- 2014-7-28
- はんどカフェBlog, 作り方, 読み物

編むだけ簡単!エコクラフトでオリジナルのカゴを作ろう
再生紙でできたハマナカ株式会社のクラフトテープ、エコクラフト。この丈夫なクラフトテープを編んで作るさまざまな形のカゴやバッグは、おしゃれな整理ボックスとして活躍すること間違いなしです。エコクラフトの色の組み合わせや編み目などのアレンジ次第で、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。エコクラフトは12本の細いひも状の紙テープを、1本の平たいテープに加工したものです。カゴやバッグの作り方は簡単で、最初にエコクラフトを必要分だけカットし、細いエコクラフトが必要な場合は、1本を数本に裂いておきます。あとはプロセスに従って編んでいくだけ。制作の途中でボンドを使ってエコクラフトを留める必要がありますが、もしも間違えて貼ってしまった時は修正することができます。まずは、エコクラフト作品を作る上でのポイントを知っておきましょう。
>>初めてでも簡単!エコクラフト(R)で作るバスケットの基本の「き」
ここでは、ベージュの「エコクラフト30」1巻で作れる、底の浅いバスケットの作り方を紹介します。
エコクラフト 持ち手つきバスケットの作り方
【材料】
エコクラフト30(ベージュ/101)1巻き(30m)
【道具】
「基本のバスケット」の道具参照
【でき上がり寸法】
約32cm×22cm×高さ9cm
【カット図】
※単位はcm。
A ①横ひもa /12本幅 31cm×8本 ②横ひもb/12本幅 51cm×7本
B ③縦ひも/12本幅 41cm×11本 ④始末ひも/12本幅 22cm×2本
C ⑤編みひもa/3本幅 460cm×4本
D ⑥編みひもb/8本幅 110cm×1本 ⑦縁ひも/10本幅 110cm×2本 ⑧縁補強ひも/2本幅 110cm×1本
E ⑨持ち手ひも/8本幅 42cm×2本 ⑩巻きひも/2本幅 140cm×2本 ⑪飾りひも/3本幅 14cm×2本
【作り方】
※写真は、わかりやすいように色違いのエコクラフトを使用していますが、ライン入りバスケットの指定以外、実際にはすべて同じ色のエコクラフトで作業します。
1.カット図を参照し、エコクラフトをカットして裂く(「エコクラフトの基本」裂き方参照)。
2.底を作り、側面は⑥編みひもbで1段編みを1回編む(「基本のバスケット」の作り方2~13 参照)。
3.続けて、持ち手つきバスケットとライン入りバスケットの側面を、それぞれ編む。
⑤編みひもa2本で、追いかけ編み(「基本のバスケット」の作り方14~ 16 参照)を9周(18段)編む。
4.縁の始末をする(「基本のバスケット」の作り方19~23参照)。
5.⑨持ち手ひもを、片側の端だけ2cm控えて三つに折る。
6.5をいったんのばし、両端を本体の短い方の縁の表側から、写真を参照して通す。
7.2cm 控えた端(★)が一番内側になるように、ボンドで貼り合わせる。
8.⑪飾りひもをつけて、⑩巻きひもを巻く(「基本のバスケット」の作り方27~30参照。ただし、⑩巻きひもの巻き始めと巻き終わりは、3回ずつにする)。反対側にも、同様に持ち手をつける。
朝食はエコクラフトのバスケットにパンをのせて
エコクラフトは編み目が空気を通すので、通気性が抜群です。だから、朝食のパンをバスケットに入れてみるのも◎。いつものお皿からエコクラフトのバスケットに変えるだけで、ちょっぴり優雅な気分になれそうです。日本人の伝統的な主食はごはんですが、朝食にパンという家庭も多いことでしょう。パンには粉と塩、水とイーストで作られたフランスパンなどのハード系、バターや卵などが入った口当たりのやさしい食パンなどのソフト系と、さまざまな種類があります。雑誌やテレビでもよくパン特集が組まれ、自宅で手軽にパンが作れるホームベーカリーも人気で、日本人はパンが大好きな国民かもしれません。ちなみに2013年の総務省の統計によると、日本の都市でいちばんパンを消費しているのが京都市なのだそう。地方別にみても関西地方が最も多く、逆に東北地方の消費量は少ないようです。東北地方には日本有数の米どころでもあり、パン食よりも米食の方がなじみ深いのかもしれませんね。
※「エコクラフト(R)」はハマナカ株式会社の登録 商標です。本文は(R)を省略しています。
この作品は、2008年6月号『はんど&はあと』P58、59の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:荒関まゆみ(あらせきまゆみ)http://www5a.biglobe.ne.jp/~hpkoto/