お部屋のインテリアにもなる、帆布で作る「ランドリーバッグ」の作り方

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手製のランドリーグッズがあれば、毎日のお洗濯も楽しくなりそうです。汚れた洗濯物が入っていても、インテリアの一部になってしまうくらい、おしゃれ。おもちゃなどの収納バッグとしても活躍する、すぐれものです。

撥水加工された布地を内側に使いますから、サッとふくだけできれいをキープできます。洗濯物をバッグの中に入れたときにおいが気になるなら、重曹を直接洗濯物にパラパラとふりかけるといいそうです。重曹がにおいを吸い取ってくれ、洗うときにはふりかけた重曹ごと洗濯機にいれればOK。

 

帆布で作る「ランドリーバッグ」の作り方

【材料・道具】
・帆布(生成り)105cm×85cm
・ビニールコーティング地(水色のギンガムチェック)105cm×85cm
・片面接着芯 92cm×73.5cm
ペン型チャコ、コンパス、定規、裁ちばさみ、まち針、ミシン、ミシン糸、糸切りばさみ、アイロン、アイロン台

 

帆布について
帆布は、厚地を使用した方がしっかりとして、ランドリーバッグを立たせて置くことができます。薄地の場合は、写真のようには立たないので、持ち手をフックにかけて使用してください。本体を厚地、持ち手を薄地にすると縫いやすくて◎。ミシン針とミシン糸は、中厚地用を使用しましょう。

ビニールコーティング地について
ビニールコーティング地は、すべりにくく、ミシンがかけにくいものがあります。その際は、あれば、薄手のトレーシングペーパーをのせ、トレーシングペーパーごと一緒に縫うと、縫いやすくなります。また、熱で溶けやすい性質のため、アイロンは、当て布をして低温でかけてください。※大型手芸店のインテリア布地コーナーなどで購入できます。

 

【裁ち方・寸法図】
※単位はcm。( )内は縫い代。持ち手は裁ち切りです。
※〈 〉内は、ビニールコーティング地の寸法。指定以外は、帆布と共通。持ち手は、ビニールコーティング地は不要です。
※側面・底部分は、帆布の裏側に接着芯を貼る。

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【作り方】
※単位はcm。
1.それぞれの布の裏側に、でき上がり線と縫い代線を引き、カットする。接着芯も寸法図のとおりにカットし、側面と底の帆布の裏側、でき上がり線の内側に、アイロンで貼る。

 

2.側面の帆布を中表(布の表側どうしを合わせる)にして両わきを縫い、縫い代を割ってアイロンをかけ、ミシンで押さえる。

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3.2の下側に、底の帆布を中表にぐるりと縫い合わせる。上側は、縫い代を裏側に折り、アイロンで押さえる。外布のでき上がり。

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4.23と同様にして、ビニールコーティング地を縫い合わせる(わきの縫い代の押さえミシンはかけない)。内布のでき上がり。

 

5.持ち手の帆布は、それぞれ、両端を1cmずつ裏側に折ってから、さらに半分に折ってアイロンで押さえ、両端を縫う。

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6. 3の外布を表に返し、中に、4の内布を、両わきのはぎ目を合わせて入れる(内布の上側の方が、0.5cmはみ出てOK)。外布と内布の間の、両わきからそれぞれ18.5cmのところに5の持ち手をそれぞれはさみ、入れ口をぐるりと1周縫う。
※縫い始めと縫い終わりは縫い目を重ねる。

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7.持ち手の両端を、計4か所、図のように四角く縫って補強する。
※縫い始めと縫い終わりは縫い目を重ねる。

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この作品は、2007年6月号『はんど&はあと』P67の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理

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