空き箱に紙をコラージュしてリメイクする「トランク形BOX」の作り方

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ふたつきの空き箱をリメイクして、小物の整理に便利な箱を作ってみましょう。ふたの一部を切り、本体とドッキングさせて開閉式のボックスにします。ボックスを開け閉めしたり、持ち運びに便利なようにふたの上部に取っ手を作ります。また、箱全体にぐるりとテープを巻いて、ゴムとボタンでふたを閉じる仕組みにしました。作りかけの布小物の材料や、筆記用具などを入れて持ち運べるから、どこでも&すぐに作業ができるのがうれしいですよ。

 

空き箱をリメイクする「トランク形BOX」の作り方

【材料・道具】

・空き箱1個 ・英字柄などの好みのラッピングペーパー 適量
・幅2cmのアクリルテープ(白)箱の巻きつけ位置(写真参照)の周囲+3cm 2本、30cm 1本
・直径2cmの足つきボタン(赤)2個
・太さ1.5mmのゴム(白)8cm 2本
両面テープ、幅5cmの粘着テープ(白)、はさみ、スティックのり、縫い糸(白)、縫い針、糸切りばさみ、ミシン糸(白、赤、青)、ミシン、ボンド、カッター、定規

 

【作り方】
※単位はcm。
1.アクリルテープ2本に、それぞれ、赤と青の糸でミシンステッチをする。片端は、輪にしたゴムをはさんで三つ折り縫いする。反対の端は三つ折り縫いし、ボタンをつける。

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2.空き箱のふたの角2か所に切り込みを入れる。本体の内側の横幅と同じなるように、Aの両端をそれぞれカットする。

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3.ふたと本体に、好みの紙をコラージュする。ふたは内側まで全面に、本体は外側は全面、内側は縁から3cm下のところまで貼る。

 

4.ふたの側面(A)の外側に両面テープを貼り、本体に固定する。内側から、粘着テープを貼って、さらに固定する。

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5.1のテープをそれぞれ、ふたをした状態の箱にぐるりと巻きつけ、ボンドで貼る。ふたの前面にはテープはとめない。

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6.ふたの上部にカッターで2か所切り込みを入れる。長さ30cmのアクリルテープを切り込みに通し、ふたの内側で縫い合わせる。ふたの内側に渡るテープは、両面テープで固定する。

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取っ手をつけずに整理箱として活用しても◎

どこにでも手軽に持ち運びができるように取っ手をつける作り方を紹介しましたが、取っ手をつけずに整理箱として使ってもよさそうです。たとえば靴を買った時に入っている、ふたつきの紙箱。いくつかあるなら、すべて同じデザインに仕上げることで、並べて収納するのにおしゃれな印象になりますよ。

 

 

トラベルアイテムを片付けておくのにも便利

トランク型の箱ですから、パスポートを片付けておく箱にしてもいいかもしれません。ほかにも、耳栓やアイマスクなど海外旅行に行くとき以外はめったに使わないアイテムを一緒に入れておくと、旅行の支度がスムーズになりそうですよ。

長期の休みがとれなくてなかなか海外旅行に行けないという人には、4~5時間で行けるアジアの国々が人気のようです。最近、日本人観光客が増えていることで注目なのが台湾。日本政府観光局の「2010年~2014年各国・地域別日本人訪問者数」によると、台湾は2010年から4年連続して右肩上がりの訪問者数を記録しています。台湾といえば、安くておいしいご飯が楽しみという人も多いかもしれません。日本でも有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)の小龍包や、屋台料理の代表的なメニュー魯肉飯(ルーローファン)のほか、担仔麺(ターアーミー)(エビそぼろ肉入り麺)、炒米粉(チャオミーフェン)(炒めビーフン)など台湾ならではの味を求めて、週末に小旅行というのもいいかもしれませんね。

 

 

 

この作品は、2007年4月号『はんど&はあと』P69の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理

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