- 2014-6-16
- はんどカフェBlog, 読み物

梅雨になり雨が続くと、玄関がなんとなく湿っぽくなりますよね。これも梅雨どきの、暮らしの不快指数がアップする原因のひとつ。傘、レインコート、長靴、ぬれた靴の、適切なお手入れ方法はご存知ですか。使う前に撥水スプレーをしたり、干し方に気をつけるなど7つのポイントを紹介。不要になったくつ下で作るシューキーパーも活躍しますよ。
傘は使用前に撥水スプレーをする
使用前(できれば晴れた日)に撥水スプレーをすると、水、泥やほこりなどの汚れ、黒い折り筋がつくのを防げます。ただし、スプレーをしたからといって、油断は禁物。本気で汚れの予防をと考えるなら、使って乾かしたあとに定期的にスプレーをしましょう。
※撥水スプレーの使用法は、パッケージの表記に従ってください。
レインコートのお手入れ
傘と同じく着用前に撥水スプレーをし、着用後は水分と汚れをふき取って、乾かしましょう。干す際は、黄ばみや傷みを防ぐため、陰干しにして。洗濯は、手洗いがおすすめ。撥水加工されたレインコートを脱水機にかけると、生地の間に溜まった水の重みで重心がかたより、洗濯機ごと動いてしまう危険があります。脱水はせず、そのまま干してください。
長靴のお手入れ
天然ゴムのものは、使用前にゴム専用のスプレーをかけると劣化が防げます。ビニール製のものは、スプレーをかけなくてOK。使用後は、傘やレインコートと同様に、水分と汚れをふき取ってから、陰干しして乾燥させます。
傘のお手入れ
水が軽くきれたら、なるべく早めにウエス(ボロ布)などでふきましょう。乾くと、汚れがこびりついて落ちにくくなります。水分と汚れをふき取ったら、風通しがよく直射日光の当たらない場所に、傘を開いて柄を下にして干します。雨が続くときは、玄関の三和土(たたき)きや軒下などに干して。
素焼きの鉢やレンガを傘立て代わりに
素焼きのものは、水分をよく吸収します。高さのある素焼きの鉢に閉じた傘を立てたり、閉じた傘をレンガの上に置いて壁に立てかけたりして、利用しましょう。晴れた日に鉢やレンガを干せば、乾燥して再び水分を吸収しやすい状態になります。
ぬれた靴のお手入れ
ぬれた靴の中には、新聞紙や手作りのシューキーパー(下記参照)を入れて、水分を吸収させましょう。また、傘立て同様、レンガを利用するのもおすすめ。靴をレンガに立てかけておき、靴底に風が通るようにします。晴れた日にはレンガを干して、乾燥させましょう。
傘やレインコートの汚れが気になってきたら
黒ずみなどの汚れが気になってきたら、ぬれたままの状態で、水で薄めた中性洗剤を含ませたウエスでふきます。汚れが落ちにくい場合は、古歯ブラシに水で薄めた中性洗剤をつけて、やさしくこすります。そのあとは、水ぶきしてから、「傘のお手入れ」を参照して、しっかり乾かしましょう。
古くなったくつ下でシューキーパーの作り方
【作り方】
1.不用になったくつ下に、新聞紙を丸めて入れる。あれば、お菓子などについてきた乾燥剤(木炭でもOK)も一緒に入れる。
この内容は、2010年6月号『はんど&はあと』P67の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
監修:毎田祥子